オー!ファーザーのレビュー・感想・評価
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伏線回収が気持ちいい
大傑作とは言わないが、伊坂先生の得意技である"伏線"の張り巡らせ方が見事でその回収が最後に取りこぼしがなく、これぞ伊坂ワールドの代表的な優しい作品。
見終わったあとはまた何度か見返したくなる。まぁ父親4人で同居の時点でファンタジーだが、何故か違和感のないリアリティーさもあり必ず心に残る言葉や台詞も後味を良くする。
岡田将生くんは「重力ピエロ」から大好きな俳優さんなので、これからも期待したい。
ヘンテコな家族愛
まさかの父親が4人いる。
普通だと到底考えられないよう事です。
それでも一人息子に対して一緒懸命に愛情を注ぐ姿がいいなと感じた。
それぞれの父親の特性がいい味を出してるな。
原作の小説も読んだ事があったので、内容としては、知っていましたが映画も良かった!
色んな形があるけど、一つに繋がってるなと思う作品で良かったです!
好きな方の伊坂幸太郎
伊坂幸太郎さんはコメディ要素がある方が、重なりにニコッとできて好きです。
思った以上ににやにやできて面白い映画です。
配役もすごく素敵です。
大好きな忽那さんが鬱陶しい役周りなのが残念でしたが
それなりに良かったですよ。
4股していた母親、その4人の男たちが父親で一緒に同居しているという...
4股していた母親、その4人の男たちが父親で一緒に同居しているという設定の4人の父親と息子の物語。
そんな父親たちの変わらない愛情が息子に注がれている。男ばかりなのに男くさくないことろがよかったかも。
そんな雰囲気や、普通とはちがう家族の絆もよかった。
原作も映画も素晴らしい‼️岡田将生はさらに素晴らしい‼️
伊坂幸太郎原作で映画が良いのはゴールデンスランバーとアヒルとカモのコインロッカーとベストスリーです。
四人の父のキャラは弱いですが、岡田将生の演技はそれを補完して余りあるほどです。
岡田将生の演技だけならアカデミー賞ものでしょう、それだけで見応えが、半端ない‼️
多分、ストーリーとしては、余りインパクトないですが、岡田将生の家族愛の演技は感激モノです、ミステリーなのに、ああ、予想外にいい映画でしたありがとうございます😭😊‼️
原作は超えられなかった。
妊娠中に4股してた男たちを父親「たち」として生活するちょった変わった家族。
ギャンブラー
大学教授
元ホスト
体育教師
それぞれからいろいろな、ある意味英才教育を受け、それをなんだかんだ吸収している息子。
その高校生の息子が事件に巻き込まれていき、その英才教育を受けた才能を発揮して乗り越えていく作品。
母親は出張で不在。5人の男の生活が進んでいく。
原作の方が父親「たち」のキャラクターが引き立っているし、
説明的な導入やストーリーが所々切り取られているのが話を薄っぺらいものにしているし、
コメディなのかサスペンス的家族モノなのか、
ちょっと残念感が残った。
私も4人父親がほしい
キャストが発表されたときから
うんうん、ぴったりだよ、ぴったりだよみんな。と思っていたけど
観てから本当にぴったりで嬉しくなっちゃいました。
冒頭で4人のお父さんの肩書を紹介してくれるんやけど
それを見た時点で、おお、これは、面白く作ってくれてそう!
って思える描写でよかったです。
宮川大輔演技うまかったーもっと好きになったー。
多恵子ちゃんは原作ではうざキャラ全開で
こんな子…友達になれんな…と思ってたけど(嫌いではないけど)
それを演じてる忽那ちゃんがさわやかだったからか嫌みがなく
むしろかわいくてしょうがなかった。(つんつんのシーンにほだされました)
FBページもツイッターもフォローしていて
事前にいろいろ情報は入ってたし、パンフレットも買ったし
読んで知ったけど、この監督さん私より若い^q^
すごいなあ、とただただ尊敬です。
伊坂ファンだったらしく、原作のよさを消さないように考えてくれていたからか
原作ファンのあたしも満足できる素敵な作品でした。
原作でよかったシーンは、
映画でもよかった。
クイズ番組で悟さんがカメラ目線で由紀夫にメッセージを送るシーンは
由紀夫と一緒に涙しそうになってしまった。愛だね。
にしても本当にかっこよすぎる4人のお父さん。
前評判はあんまりよくなかったみたいやけど、
みんな…中村監督に期待しすぎじゃないか!
ほらあたしもそう思ったけど、、陽気なギャングに比べれば最高ですよ!←
2時間であの事件をまとめるにはあれくらいでしょうがなかったんぢゃないかなあ。
伏線をそこまで重視する必要あるかなあ…と。
とりあえず私は支持派です♡
いいね
この映画を最初に見たのは
『沖縄国際映画祭』だった。
2〜3時間並んで見て、損をした気分はなかった。
原作が伊坂幸太郎なので、
少し落ち着いた作品になるのかなと思っていたが
とても明るくて、家族愛がつまった作品だった。
お父さんたち
4人の男性と同居してる一人の男子高校生。
なかなかにシュールな絵面だが、実はこれ、4人の父親と息子。
母親が妊娠中4股しており、誰が本当の父親か分からず。
4人共母親にゾッコンで、別れるくらいなら皆で一緒に暮らそう!…って事で、こんな奇妙な家族に。
4人共、性格も考え方もバラバラ。
真面目で頭のいい大学教授の悟。
チャラいギャンブラーの鷹。
熱血体育教師の勲。
主夫担当の元ホストの葵。
言ってみれば、4人共、恋敵。なのに、異様に仲がいい。
そんな4人の父親とそれなりに楽しくやってるが、時々煩わしく感じる由紀夫。
彼女が出来たと知ると(実際は違うんだけど)、4人で一斉に干渉してくる。
また、誰が本当の父親かとか、由紀夫の母親の事となると負けんばかりにムキになるし。
単なる風変わりなホーム・コメディじゃなく、サスペンスを加味。
“紅白”県知事戦。
不登校のクラスメイト。
振り込め詐欺に遭った町の黒幕。
その黒幕の仕事でヘマをしたトラベルメーカーの友人。
心中事件。
一見何の繋がりも無いように見えて、巧みに交わる話の面白さは伊坂幸太郎原作。
クイズ番組、手旗信号、“ランナウェイ・プリズナー”…これらの伏線も巧く効いている。
今更岡田将生の高校生役は置いといて(好演してるけど)、四人四様の父親たち。
佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳。
どの父親が一番好き?…なんて愚問。
それぞれの父親から教わった事が要所要所で活かされる。
終盤、由紀夫が事件に巻き込まれ、4人の父親は力を合わせて…。
伊達に4人も父親が居る訳じゃない。
息子の危機をすぐに察知、困った時必ず助けてくれる愛情深い父親が4人も。
何と頼もしい!
風変わりなホーム・コメディとサスペンスを通じて描かれる親子の絆に、思いの外温かく感動させられた。
尚、母親は一切顔を見せない。
由紀夫に言わせれば40過ぎのオバサンだが、4人の父親に言わせれば今も魅力的。
誰か演じてツッコまれるより、顔を見せない方がどんだけの美魔女か想像膨らむ。
それから由紀夫、可愛い自称彼女・忽那汐里から一方的に好かれてるのにその気が無いとは、何て不逞野郎だ!(笑)
お父さんたちはとても良いのに。
伊坂作品の魅力は
キャラクターの濃さと
ほのぼのした日常の描写と
セリフの印象深さ、そして
回収されてく伏線の多さ
だと個人的には思っているんですが、
それぞれのポイントにおいて3割くらいしか魅力発揮できてない印象でした。
お父さんたちのキャラクターは
すっっごく良かったのに!!
それを活かしきれてない感半端なかったよ〜ざんねん。
河原雅彦さんが、意外にいい!
面白かった。
三回観た。
伊坂先生の作品は読んだことないけど。
東野先生は文章下手だから、貶す為にたまに読む。
でも伊坂映画化は全部観たぜ!と思って、ポテチ観てないとレンタル。父親4人。ちょっと良いかもと思ったけど、亡くなった時に悲しさも4倍と言われ、そうかもと納得。
でも岡田君の高校生役は、どうなんだ?
にやける
ストーリーは少し物足りなかったですが、家族の描写はとても良いです。
キャスティングも良かったですね。ただ家族以外の登場人物はちょっと薄かったかなと。
少し特殊で愉快な家族を観て、ホッコリする作品でした。
伊坂アハ体験
伊坂作品ならではの、伏線回収物語がたまらなく好き。父親が4人という異質な家庭がどうなっていくのかをワクワクしながら見守った。
最後にぜーんぶ繋がる伊坂アハ体験!たまらんー!!
手旗信号を覚えたくなりました。
オススメ作品!
原作の面白さ
面白かったよ、ストーリーは。しかし、それは原作の面白さだし、二時間飽きずに楽しめたけど、余韻がないというか、一週間後にはストーリーを半分以上忘れてるだろう。
原作を過不足なく二時間の映画にまとめるのは、意外に難しくそこをクリアしてるのは美点だけど、監督の個性というか、わざわざ映画化するからには原作以上の長所がどこか一点でも欲しいと思うのは、映画マニアのわがままか。
こういう父親だったら4人いても…
見る前は父親が4人もいるストーリーがどう展開していくのか興味津々だったがこれしかなっていうぐらいはまってたな。こんな父親だったら4人いても、むしろ楽しい気がする。手旗信号はいいね
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