魔女の宅急便のレビュー・感想・評価
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小芝風花がはまり役
新井浩文さん観たくて借りたけど、小芝風花の新鮮な演技がすごくよかった。
段々と感情移入し、ひどいCGのカバが出て来なければ泣いてたかも...
好きな台詞は「そんなのみんな魔法に見える」 あとシーンで気に入ったのは原作者がカメオ出演してるとことか。
CGが酷すぎて笑
キキはとってもキュートで演技も良かったと思います。ただ、ジジやカバのCGが酷すぎて…
見てられないくらいでした笑
カラさんの嵐の中で歌うシーンが一番良かったかも。
ジブリを台無しにしてる感じがしました。
美術が良い!!
監督が別の子で撮りたかったと言ったり、原作者も参加し話題性があり気になっていました。宮崎アニメ版に特に思い入れが無いので、澄んだ空気とまったりとした雰囲気を楽しめました。セットや衣装、料理、小物に至るまで女性が好きそうな可愛らしさに溢れています。車もないし、日本の街並みもこんなに綺麗だったら良いのにと思います。雰囲気重視のはずなのにCGは良くないです。ラジオのDJは声が澄んだ人が良かったです。私もロケ地の小豆島でひっそりと暮らしたいです。
声だけでも楽しめる
CGの酷さや家などの模型感には目をつぶろう。
そう素直に思えるほど、キキを演じる小芝風花の声が良い。
フレッシュで、凛としていて、滑舌が良いのでとても聴き取りやすいし、声の表情が素晴らしい。
他の役者も皆声が良いので、音声だけでも楽しめる。
もちろん、色彩豊かで童話チックな映像も観ていて気持ちが良い。
また、尾野真千子の演じるおソノも魅力的なキャラクターだ。
吉田羊の演じるすみれも、世界にバッチリ溶け込んでいて良かった。
YURI演じるカラの歌声や表情も美しく、重要なシーンを盛り上げていた。
なぜ実写化したのか
雰囲気はとても好みなんどけど、実写化したメリットがなかなか感じられなかった。
ジジもCGだったし…。
オマージュした別作品なら納得かもしれないけど、魔女の宅急便を前提として見ると少し残念に思う。
全体的に可愛いところがいい。でも、ダークなところというか、ブラックなところがあれば、尚よかった。
全体的に可愛いところが、いいと思う。
原作は読んでいないけど、宮崎監督の映画の世界観には近いと思う。
キキが飛んでいる時の浮遊感がいい。
セットや服装も、なんとなく近いような気がして楽しかった。
でも、原作や、宮崎監督の作品を無視して書かしてもらうと、本作はなんだか物足りない。
完全に子供向けかもしれない。
表面的には、ありえないような世界でもいいけれど、テーマ的にはもっと深いものがほしかった。
これだと、苦しくても、多少うまくいかなくても、あきらめず、目標に向かって頑張りましょう的なものしか感じられない。
明るいとか、楽しい、可愛いだけでは、メリハリがないから、なんだかつまらない。
もっとダークなところというか、ブラックな感じがほしかった。
限りなくブラックな映画、「呪怨」の監督とは、とても思えないです。
完全な悪役を出して戦わせえるとか、キキがだまされて、それこそ危機になってしまうというようなことがあってもよかった。
それに主演の小芝風花さんは、顔はすごく可愛いのだけれども、役のキキの印象は、萌えないというか、なんだか可愛くなかった。
なぜか考えてみると、主人公が少年でもいいような感じで、”魔少年の宅急便”(こっちの方がはるかに面白そうだけれども・・・)でも成り立ちそうです。
トンボではなく、王子様風のキャラを出すなどして、恋愛、できれば笑いも入れて、ラブコメ風にしてくれたら、もっと魅力的になったと思う。
あと気になったのは、いまさらですが、”宅急便”という題名。
”宅急便”はヤマト運輸が商標登録しているはずで、特別協力とはなっていたけど、いろいろ問題があるので、思い切って別の題名にした方が、すっきりするような気がした。
関係ないけど、ダイヤル式の黒電話が出てくるのが、懐かしくて、微妙に面白かった。
劣化版
ジブリのアニメ版もあくまで小説を原作とした二次的な作品なので、そちらを基準とするのは間違っているけれど、比較という点でいえば圧倒的に劣る作品になってしまったと思う。
アニメ版の元気な様子はなく延々と静かなつくりで、少女の心に焦点を当てたアニメ版とは異なり短いストーリーにやたら多くのドラマを詰め込もうとしたり、飛行船にくらべカバを運ぶという地味なクライマックス、ユーミンの素敵な歌はよくわからん独唱のシーンへ、全てがいまいちだった。キャラクターの性格も大幅に違い、原作に近いのがどちらかはわからないがやはりアニメ版が好き。
休みの昼間に気楽に観るのがおすすめ
話しの一貫性、現実感にこだわりがある人ならばあらが目立っておもしろくないと思います。最近画像や設定にリアルさを追求する映画が多く疲れていた私にとってはちょうどいい感じでした。
小学校ぐらいに読んだおはなしの本を読んでる感じで、子どもの頃を思い出しながら素直に観ることができれば、十分楽しい映画だと思います。ディズニーランドのイッツアスモールワールドも細かい突っ込み所はたくさんありますが、雰囲気に浸れれば十分楽しいのと同じ感覚です。
ヘッドホンで音量大きめで聴いていたせいかもしれませんが、最後のクライマックスの所(危ない!って思ったあたり)は不覚にも感動してしまいました。
大変よく出来ました。
アニメから実写を作る際、良い評価は受けないのが現状ですが、
あえて挑戦した事は勇気があると思います。
私自身、アニメをよく観ていなかったので十分楽しめました。
また、主演の小芝風花さんが、キキを生き生きと、明るく演じて
(オソノ役)尾野真知子さん等々が脇をしっかりと固める形で
下手な邦画を見るより、数倍楽しめました。何回も繰り返し観てしまいました。
興行収入は残念な結果に終わったようですが、個人的には
テ○△○●マ●Ⅱなんかより遥かに面白いし、良く出来ていると
思います、良質な邦画です。
欲を言えば、CGのクオリティーがもっと高ければ尚良かったかな~と思います。
いいんじゃない
前評判が良くなくて、劇場公開で見てませんでした。
機会に恵まれ、DVD版ですが拝見いたしました。
いいんじゃない。
が、素直な感想。
アニメほどのダイナミックさはなかったが、これはこれで良い作品だと思う。
ひとりの少女が自立していくその物語はかわりない。
特に周囲の人々の優しさに主人公が気がつくところでは涙が出そうだった。
期待しすぎちゃダメだが、素直にみればいい映画だと思う。
表題負け
言わずと知れたジブリの魔女の宅急便。
実写化となれば批判を受けるとわかっていながらもやるということは、かなりの挑戦だと思っていた。
ストーリーはそんな悪くない。
しかしこのタイトルである以上、どうしても比べられてしまう。
もうちょっと設定いじって全く別のタイトルにしてしまえばもっと評価は高かったんじゃないかな?
(それはそれで、なんか魔女宅に似てない?って批判は出るだろうけど)
CG使う以上制作費が上がるし、挑戦ではなく、失敗しない為に魔女の宅急便という題を使って守りにいったように見える。
キキの子は映画初主演とは思えないほどよく、次回出演作に期待!
少女の成長物語
魔女の宅急便と言えば どうしてもジブリを思い出してしまいますが
この作品はまた ジブリ作品とは違い 楽しめました
少女が別の街で暮らし 時には ひどい仕打ちを受けながらも
応援する人々もいて 少女が一生懸命行動する姿に感動して 泣きました
童話のような 映画で 特に小学生 中学生などに 観てもらいたいなんて 思いました
色眼鏡を外せばきっと楽しめる、邦画良質ファンタジー!
「魔女の宅急便」と言えば、宮崎駿のアニメ映画が余りにも有名。
本作は、宮崎アニメの実写リメイクではなく、角野栄子の原作の実写映画化。
だけどやはり、宮崎アニメと比べてしまいそうになる。
製作が発表された時、ネット上では誹謗中傷の嵐。
そういうのは見てから言え。
思ってたよりずっと良かった!
キキが箒で空を飛ぶシーンは、風を感じるような爽快感。
「ハリポタ」でも箒で空を飛ぶシーンはあるが、本作の方がずっと誰もが夢見た心地良さ。
半人前の魔女キキが、見知らぬ土地で挫折しながらも、一人前の魔女を目指す。
おおまかなストーリーはお馴染みだが、要所要所に異なる展開も。
順調だった“お届け屋”の仕事が突然、魔女は呪いを運ぶという根も葉もない噂が広がる。
きっとこれは原作通りの設定なのだろう。
キキの挫折・自信喪失を、よりシビアに描いている。
キキ役の小芝風花。この娘がとっても可愛い!
「舞妓はレディ」の上白石萌音のように、新人を起用したのが成功。
演技もなかなか達者。容姿も含め、第2の志田未来…?
大プレッシャーをフレッシュさで払拭。
作品の魅力のほとんどを、この少女が見事に背負って立った。
尾野真千子、宮沢りえらが好サポート。
美術はカラフルで可愛らしい。映像もファンタスティック。
倉木麻衣の主題歌が、レリゴーや「思い出のマーニー」の主題歌に引けを取らないほどイイ曲。
監督を、清水崇が務めたのが一番の驚き!
前半はテンポ良いが、後半はちと失速。
CGは粗い。
附に落ちない箇所など、難点もある。
これが宮崎アニメの実写リメイクだったら自分も苦言の集中攻撃する所だが、そうではないのだから。
色眼鏡を外せば充分楽しめる、邦画良質のファンタジー!
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