「ミラ・ジョボビッチの銃撃戦はカッコ良くて好きだが、格闘があまりに多すぎて途中からかなりウンザリ」バイオハザード ザ・ファイナル Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
ミラ・ジョボビッチの銃撃戦はカッコ良くて好きだが、格闘があまりに多すぎて途中からかなりウンザリ
ポール・W・S・アンダーソン 監督による2016年製作(107分/PG12)のアメリカ映画
原題:Resident Evil: The Final Chapter、配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2016年12月23日
第1作(2002年)はお気に入りだった。主人公アリス演じるミラ・ジョボビッチが機関銃をぶっ放す絵面もカッコ良くて大好きなのだが、いかんせん肉弾戦が多すぎて途中からかなり食傷状態になってしまった。何より、ジョボビッチが強すぎて面白くない。彼女アクションを凄く頑張っているかもだが、全部コンピュータ映像だろうとも思ってしまう(しかしスタント担当したOlivia Jacksonさんは本撮影で左腕切断の事故とかで、実際はやはり危険な撮影ということだったらしいが)。
アリスが結局、T-ウイルスを生み出した教授の娘の成人をイメージした姿から作られたクローンというストーリーも、結構ありきたりの印象。襲ってくる飛行モンスター等の造形も今一つの印象。
ただ、AIコンピューター・レッドクイーン(監督とジョボビッチの娘ミラ・エバー・アンダーソンが演ずる)の複雑な性格!設定(アリスに味方し、アンブレラ社を裏切る)は、近未来のAIらしく?興味深かった。
監督ポール・W・S・アンダーソン、製作ジェレミー・ボルト 、ポール・W・S・アンダーソン 、ロバート・クルツァー 、サミュエル・ハディダ、製作総指揮マーティン・モスコウィック ビクター・ハディダ、脚本ポール・W・S・アンダーソン、撮影グレン・マクファーソン、美術エドワード・トーマス、衣装リーザ・レビ、編集ドゥービー・ホワイト、音楽ポール・ハスリンジャー、視覚効果監修デニス・べラルディ。
出演
ミラ・ジョボビッチアリス、アリ・ラータークレア・レッドフィールド、ショーン・ロバーツショーン・ロバーツ、ルビー・ローズ、オーエン・マッケン、ローラコバルト、イ・ジュンギ、ウィリアム・レビクリスチャン、イアン・グレンアイザックス、エバー・アンダーソンレッドクイーン。