「全編ひたすらクライマックス!」トランスフォーマー ロストエイジ ソーヤさんの映画レビュー(感想・評価)
全編ひたすらクライマックス!
3D、DOLBY ATMOSによる試写会にて拝見しました。
いやぁ、全編にわたりクライマックス感がハンパなかった! ストーリーも、舞台となる都市の描き方も、この際どーでもよろし。とにかく映画を鑑賞するというより、刺激的なアトラクションを体感する、といった感覚の方が近かったですね。
その意味で、激しい戦闘シーンが映える大スクリーン、ロボットたちの金属の質感あふれるCG、ぶ厚い音響などがこれほどふさわしい作品もめったにない。本作こそでっかい劇場で体感するべきですね。
事実上の主人公がロボットたちだから、彼らの些細なアクションもいちいち大げさに見えて、それが“クライマックス感アップ”に拍車をかけているように思います。起承転結そっちのけ、ここまでアクションのつるべ撃ちだと飽きてしまうかと一瞬思いますが、これが意外にもテンションが切れず、ラストまで走り抜けてしまいます。
まあ冷静になって眺めると中国への目配せがやたら多いとか気になる点も多いのですが、この際そんなことは忘れてアタマをからっぽにして、映画に身を任せるのが、イチバンの愉しみ方だと思いました。
ぜひぜひ劇場、それもなるべく大スクリーンでの鑑賞をオススメします!
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