「世紀末のペテルブルク」ロシアン・ブラザー 王偏さんの映画レビュー(感想・評価)
世紀末のペテルブルク
田舎出身の主人公が、兄を追ってペテルブルクにやってくる。そして危ない仕事をこなす内に、立派なワルに育っていく…。
ソ連崩壊後、90年代のロシアで新しい「英雄」の姿を見せつけた記念碑的映画。今ともソ連時代とも異なる、この時代にしか見られない異様な街の雰囲気が印象的。作中に流れる音楽も、街の雰囲気とよく合っている。
新生ロシアを知るために必見の一作。少なくとも雰囲気だけでも楽しめるはず。
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