「【”I AM BACK!"悪辣ワンマン社長に嫉妬で殺された青年がハエに転生し復讐を果たす。S.S.ラージャマウリ監督、ヤッパリ凄いな!ここから「バーフバリ」シリーズ、「RRR」は始まったのである。】」マッキー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”I AM BACK!"悪辣ワンマン社長に嫉妬で殺された青年がハエに転生し復讐を果たす。S.S.ラージャマウリ監督、ヤッパリ凄いな!ここから「バーフバリ」シリーズ、「RRR」は始まったのである。】
ー いつものように、この映画のフライヤーが手元にあるのだが、(何枚持っているんだ!と言わないで・・。)そこには、惹句で”メガヒットインド映画「バーフバリ」S・S・ラージャマウリ監督による2013年公開作。ファンの熱いリクエストを受けて待望の日本再上陸!”と記載されている。
そうか、この作品は「マガディーラ勇者転生」の後に制作、公開されていたのかあ。それで、コミカルなんだね。-
■貧しい青年ジャニと美女ビンドゥは、互いを想いながらも気持ちを伝えられない関係。ビンドゥは何故かジャニに冷たい態度を取ってしまう。
そんなある日、ジャニは、ビンドゥに一目惚れした強欲、悪辣建設会社ワンマン社長スディープに嫉妬のため殺されてしまう。ところが不思議な力でハエに生まれ変わったジャニは、スディープに戦いを挑む!
◆感想<Caution!内容にやや内容に触れています!>
・今作程、ハエがドアップで主人公の映画が且つてあったでろうか!可哀想なジャニは前半早々に殺されてしまうが、マッキーはほぼ二時間出ずっぱりなのである。
・しかも、マッキーと悪辣建設会社ワンマン社長スディープの戦いが、非常に可笑しいのだが、本格的でもあるのである。
「バーフバリ」シリーズ、「RRR」でも披露された銃弾が回転しながら、スローモーションで飛ぶシーンは、この作品が発祥であったかああああああ。(おバカ)
・それにしても、今作を観ると、S・S・ラージャマウリ監督は、効果音の入れ方と、マサラムービーならではの踊りを入れずに、抜群の音響、音楽センスで物語を盛り上げる術に長けている事が良く分かるのである。
<今作は、おバカコメディ映画であるが、 「バーフバリ」シリーズ、「RRR」で披露されたS・S・ラージャマウリ監督の、映像マジックの萌芽を感じさせる転生抱腹絶倒コメディの逸品なのである。>