Dressing UPのレビュー・感想・評価
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秘密。
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これはなかなか人に語りたくない、分かってもらえ無さそうだから。
映画仲間だとしても、理解を得られるのが難しいかも、ことばで説明しても。
いや、難しいややこしい話しや見所を探さなくてはなら無いしろものなどでは無い。
見ればわかるのだ。
だが、今や日本や世界の映画利用者の大多数には、見ても難しいかもしれない。
これが、始まってすぐにサビから入って、テンポよく起、承、と進めば良いし、さらにわざと分かりやすく黒猫が消えるだの伏線をはっておけば良いのかもしれないが、新人監督の安川有果はそうはしなかった。
天晴れ!
しかし、画や間が破綻しているとかでは無い。工夫がある。
それは確かに、日本の十億〜海外の100億の作品とは違うが、
戦えている。
それがわかってくると、観ていてゾクゾクする。
主演の祷キララもまだ無名だが、多くの時間、何も演じないということを演じ、それにほころびがない。これで良いし、これを美少女というか、容姿佇まいすべてが今までに全くなかった個性のかたまりの原石を発掘、ということが分かってきて、
掘り当てた!
という気分に、最後まで集中して観てると内心でガッツポーズなんじゃなかろうか。
…まあそういう宝探し目的の映画ファンの私めには高評価でございます。
単にストーリーで楽しませるとかエンタメでしか見れないひとには、
あれ?早かったね、
程度かも。まあ仕方なかろう。
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