「困難への向かい方」ベニシアさんの四季の庭 りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
困難への向かい方
正直、悲しかった、辛かった。幸せになるのはそんなに難しい事なの!?腹が立った。
それでも、ベニシアさんは幸せだと言うと思う。でも、次々と襲う困難がハード過ぎて、どうしてこんなにいい人を…と思わずにはいられなかった。
ベニシアさんは、自分の困難を包み隠さず話してくれる。
離婚、再婚、娘の病気、娘と義父となる夫の関係、不倫、命に関わる事故…。
困難な中でもベニシアさんは平坦でいようとする。
大好きな庭のお世話をし、庭で取れた植物で食べ物や洗剤を作り、家の手入れも欠かさない。
孫や曾孫のことを考え、地球に優しい事をする。
友人たちとの会話を楽しむ。
「困難の中で辛い事に目を向けずに幸せな事に目を向ける」のが大切と。
ベニシアさんだから、乗り越えられた困難なように思う。
ベニシアさんは「あなたの心の声を聞いて」と。自分が何でリラックスしてるかを心に尋ねる。ベニシアさんは自分のワクワクに従い行動し、自分にとって居心地のいい場所、大原に辿り着いた。
人生の困難は自然のように避けられない。でも、どう対処するかは出来る、と。
ベニシアさんがくれたたくさんのヒントを胸に留めて、人生を楽しく生きていければいいなと思った。
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