「面白いのだが、違和感はある」スター・ウォーズ フォースの覚醒 kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)
面白いのだが、違和感はある
劇場公開当時、1度映画館で見ていますが、久しぶりに動画配信サービスを利用して視聴しました。ちなみにスター・ウォーズシリーズは1‐9とローグ・ワン、ハン・ソロ、クローン・ウォーズ、オビ・ワン・ケノービ、マンダロリアンを見ました。
映像は綺麗ですし、戦闘シーンもふんだんで、映像面についてはとても満足感が高かったです。
また、情に訴えるようなシーンや劇的に描きすぎているシーンが多いように感じ、絶妙にテンポが悪いというか、SWってもう少しサラッとしてる作品だよな、と思いました。ですが、別にそれほど嫌でもなかったですし、ディズニーが作ってるからなぁ、と勝手に納得しました。
あと、レイは宇宙船直せるし、飛ばせるし、器用すぎますね笑。
自分が鑑賞中に一番気になったのは、フォースやジェダイの表現の部分です。
初めて映画館で見た時も感じたのですが、ファーストオーダーが最初に村を襲うシーンで、カイロ・レンがビームをフォースで止めているシーンに驚きました。フォースってそんなことできるの?ビーム止められるとか、カイロ・レンすげー、と。
また、レイのフォースがとても強大なのかもしれませんが、あまりにも簡単にフォースを使えるようになりすぎなのではないか、と思いました。(4では、一応、ほんの少しですが、ルークもオビ・ワン・ケノービに使い方を教えてもらっています。それでも、あくまで直感を強化させた程度の表現だったように思います。)しかも、ライトセーバー戦でレイが勝つとは。カイロ・レンはルークから修業をつけてもらっていたはずなのに・・・。
上記のような点から、フォースやジェダイの存在があまりにも軽々しすぎるような、またフォースが拡大解釈されすぎているように感じました。
最初劇場で見たときは、正直もっとつまらなく感じました笑。今回見て「あれ?思ったよりも見れるぞ」と思っています笑。
違和感こそあったものの、場面展開が多かったり、4を彷彿とさせるシーンもある等盛り上がりもあり、飽きずに面白く見れました。