「満点は点けるけど…」スター・ウォーズ フォースの覚醒 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
満点は点けるけど…
「3D効果はかなり低し」
2016/1/4 IMAX3D字幕版 ユナイテッドシネマ豊橋にて3度目。
満を持して、ようやくのIMAX3D字幕版にて鑑賞。
が、思ったほどのいやそれどころかほとんど3D効果は感じず。
それ以上に音響の効果は思い知った。
聞こえなかった音が聞こえる、効果音がクリア、それだけでもIMAX鑑賞の価値は合ったと思う。
中身に関してはいまさら特筆することもなく。
●旧三部作:不平たらたらでもポンコツルークの成長が応援できた。
●前三部作:かわいいアナキンの成長とみんな知ってるダーズ・ベイダーへの転進に固唾を飲んだ。
●では今作は…?
ジャージャーが居たほうが未だ良かったのかな…
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「うわ!やっぱりアイツらじゃないか!」
2016/1/1 TOHO浜松にて2度目。
前回引っかかった「あれは?あのひとは??」がスッキリ解消した!
イコ・ウワイス&ヤヤン・ルヒアンがやっぱり出てる!!!
「ザ・レイド」以降の彼らの活躍が嬉しい。
けれど本編中ではほんの僅かなんだ。
そうした面では、日本監督のほうが「面白いヤツラ」に関する鼻は効くし使う積極性はあるのかな。
負けるなトニー・チャー!
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2D字幕版にて鑑賞、記念パンフもちゃっかり入手。
満点は点けるし、大満足なんだけど…何か寂しくなった一本。
ネズミー配給による、3D上映の冷遇もその大きな一因ではあるが。
なんだか大好きなSWが「普通の映画」になってしまった印象が強く残った。
ワイプ、効果音、もはやテンプレの演出。
そしてド派手な剣戟に空中戦。
JJ監督のサーガへの愛情は強く伝わったし、その作劇手腕に「流石!」と興奮もした。
懐かしいあれやこれやが画面に出てきたときには思わず「うぉぉぉ!」と声が出た。
ただ…「ワクワク」しないんだよ。
EP4まんまのプロットは、味付けのひとつとして目を瞑るにしても。
主人公がチート過ぎるし、実質一人しかいない敵が弱くて格好悪すぎるのにはどうにも興ざめしてしまわざるをえないわなぁ。
「壮大さ」が足らず、ご家庭レベルで小さく話が片付いてしまっているのはどうなんだろうか。
ルークとベイダー卿の結末は気になったが、今回のアイツたちのその後は正直どうでもいいと思ってしまう自分がいる。
EP1で、あれだけ期待したダース・モールを早々に消した時に感じた違和感。
原点復帰はならなかったんだなぁ…
SF娯楽作としては流石のA級なれど、筋金入りのファンゆえに歯がゆい作品。
次作に期待。