「JJ!よくやった!!」スター・ウォーズ フォースの覚醒 それもどうかなあ。さんの映画レビュー(感想・評価)
JJ!よくやった!!
鑑賞後の感想は、タイトル通り「JJ!よくやった!!」ですね。これだけ全世界にマニア、批評家、マニアならずとも思い入れを持つ人が多いシリーズはないでしょう。
そんな重圧をものともせず、SWの王道ストーリー、新キャラ満載で、終盤の分隊レベル地上戦+大宇宙戦+主要キャラのライトセーバー戦と定番の展開まで、SW映画を見事に撮り切ったって感じです。
過去作にとらわれ過ぎな感のレビューも多く見受けられます。
私も長年のファンで、旧三部作が大好きですが、今作鑑賞の直前にあらためて鑑賞しましたところ、やはり面白い!!ただ今観ると、かなり古臭い演出(よく言えば、哀愁)、必要だったか?とも思うエピソード6のイウォーク族の登場等々、今の若い人が見たらB級映画に感じてしまう要素が割と多いのも確かかと...
そんな時代の変化もありながら、JJは見事に私を含めファンからすれば、伝説的なシリーズを現代の最新VFXも使って、再スタートさせたと言えるのではないでしょうか?
最新VFXでこれでもかと観れるファルコン号、Xウィング、タイファイターの戦闘は鳥肌モノです!
今作の出来なら、シリーズを知らない若い層にも第一級の娯楽作と感じて貰えて、新たなのシリーズのファンを増やせると思います。
それこそがディズニーがルーカスフィルムを買収した最大の目的でしょうが.....
かといって、シリーズがディズニーに汚された感は私的には感じませんでした。(ファズマだけはディズニーの要請で作られたキャラクター販売専用のキャラかも...予告編とか見る限りでは活躍に期待してましたが....)
セリフの細かいところにも、ファンサービス満載のオマージュも沢山(ソロの「ダストシュートはあるか?粉砕機も?」には笑えました)
とにかくサービス満点の濃密な鑑賞でした。
次作は監督が変わるので、不安要素は多いですけど、待ち遠しくて仕方ありません。