ワイルド・ルーザーのレビュー・感想・評価
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カーレース映画?
スーパーカーの激しいレースを期待し、綺麗に裏切られた。ランボルギーニ ガヤルドや、フェラーリ 458イタリアなど確かに車は出てくる。しかし、本作をカーレース映画と宣伝する配給サイドには怒りを覚えた。なぜなら期待して待っていたレースのシーンが本編の1.5割ほどしかないからである。時間にすると15分というところだろう。
また、主人公が危険な犯罪に手を染めていく動機が子供レベルで感情移入できない。ヒロインのビッチな女性に振り向いて欲しい…ただそれだけ。少しでも感情移入出来れば本作のイメージも変わっていたかもしれないが、本作はあいにく「感情移入」とは無縁に近い。ただただ犯罪に手を染めていく人間たちを描いているに過ぎない。
それならば本編を最初から最後までずっとレースのシーンだけで構成していた方が断然面白い。観賞はあくまでも自己責任でお願いしたい。
バカか…
数々の名だたるスポーツカーのカーチェースシーンを期待して、見事に裏切られた。
特に嫌だったのは、イケメンの主人公が、ビッチなヒロインwの色香に迷ってこれまでの人生を、あまりに無為に捨て去るシーンで、確かに言われてみれば、ストーリー自体わ、ルーザーのタイトルを裏切ってわいない。
とにかく、出演キャラが、総て軟弱なクズばかりで、感情移入などする余地のかけらもなく、かといって、何か突き抜けた悪のある種のカタルシスも当然なかった。 主人公の元彼女の、呪いが、いつかイケメン主人公とビッチ女に届き、交通事故で仲良く昇天、というアフターストーリーが、即座に脳内をよぎって終了した。
ちなみに、ビッチヒロインも、身を持ち崩してまで得たいキャラに見えず、総てが半端で、鼻白んだラストのビッチのお色気半端キャットウォークが、ただただ寒かった。
些細な事(ビッチの色香)で、人生総てを悪いほうにふる、イケメン主人公のダメっぷりを見事に描き出しているが、これで、監督がブサメンなら、日頃の妄想の完全映像化という事で辻褄が合うというものだが。
カーアクションは?
ポスター、キャッチコピー、予告編全てを見ても「カーアクション」を想像できます。
スペイン映画ということで、どの様な雰囲気の作品なのかを期待していました。
結論から申し上げますと、面白くないです。
フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェと言ったスーパーカーのバトル、要するに「期待していた」シーンは本編104分中の合計15~20分程度です。正確に計った訳ではありませんが、20分は無かったと思います。
ストーリーの軸は犯罪に手を染める阿呆どもをちんたらと描いた作品です。どいつもこいつも悪人ばかりで感情移入はしません。1時間ほど観賞したら、「まだ終わんないのか」とチラチラ時計を見てしまう位どうでも良いシーンが続きます。
良く日本で劇場公開出来たと感心します。
最近、「ワイルド・スピード SKY MISSION」 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 「キャノンレース」 「ゲッタウェイ スーパースネーク」など、カーアクション映画が多いなか、本作は最低レベルです。
いきなりのソフト購入は考えましょう
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