劇場公開日 2014年5月24日

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ぼくたちの家族のレビュー・感想・評価

全54件中、41~54件目を表示

4.0綺麗事だけじゃない、これが〝家族”。

2014年6月17日
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泣ける

悲しい

難しい

【賛否両論チェック】
賛:母親の病気が発端となり、様々な現実を突きつけられていく様子がリアル。それでも、どこかで相手のことを思いやれる家族の愛に、また感動。
否:展開はややご都合主義か。BGMなんかも少なめなので、興味がないと眠くなるかも。

 こうした家族の再生の物語は結構ありますが、この作品では、決して綺麗事だけでは語れない「金銭」の問題も、真正面から描かれています。そんな中、一見ひょうひょうとしている俊平が、実は1番母のことを心配していたりとか、どこかでちゃんとつながっている家族の愛が、また感動を誘います。
 展開はややご都合主義的な感も否めませんが、現代の日本には避けて通れない問題がしっかりと描かれている作品ですので、家族を愛する全ての皆さんに、是非観ていただきたい映画です。

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映画コーディネーター・門倉カド

4.0見事にやられました・・・

2014年6月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

次男を演じる 池松君が大好きで観たこの作品

やられました。
私も2人の息子を持つ母親
私も同じく4人家族

家族持ちには たまらない映画ですよ、これは
共感しまくって ハンカチが手放せませんでした。

みなさん 演技もとても良かったです

兄弟の長男 次男の性格が見事に描かれてました

池松くんの演技も素晴らしかった
今 テレビで放映中の「MOZU」での殺し屋とガラリと違う演技に
感激しています
池松君 これからも 楽しみです

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ともちん

5.0映画館であんなに涙が溢れたのは

2014年6月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

映画館で1人で鑑賞。
普段、感動作だと呼ばれる映画を見ても、心にぐっとくることはあるものの、涙をこぼしたことは記憶の限りでは、1度もない。
そんなに冷めた自分でさえ、この映画では気持ちが溢れて涙がボロボロこぼれた。

たぶん自分の境遇と少しだけ似ていて、映画に対して共感が深まったからなんだとおもう。
うちも映画の中の家族と同じく男2人兄弟の4人家族。自分の場合は、地元の山梨に出来の悪い兄がいる。昔から親には迷惑をかけっぱなしだった。しかも、兄弟そろって未だに結婚もしていない。幸いにも、うちの両親はまだ元気で暮らしているので、早く親に孫の顔を見せてあげたいという思いが、なんだかこの映画を見てさらに深まった。

術後に、父親と兄弟で「良かった」と安心するシーンにとても感動した。それ以外にも、いい場面がたくさんあった。生涯で好きな映画の一つとなった。

この映画を親に対して、特に母にすすめるのは抵抗あるが、兄貴にはすすめてみたい。彼が何かを感じとってくれたらと。
あまり普段会話しないから、どうやって話そうか考えてみる。

ただ、この映画、山梨ではまだ上映していないようですね。今後人気が出て上映されるようになることを期待します。

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ぴぴ

4.0すごい

2014年5月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

感動ものの家族映画だと思いきや…借金はすごいしどん底すぎて一時期はどうなることかと思ったが再生していく姿にホッ。妻夫木の笑おうとする歪んだ笑い方がとにかくすごい!

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ポム

4.5こういうときは…

2014年5月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

『そこのみにて光輝く』『WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常』と良作な邦画が続いたので、並の映画だったらガッカリしてしまうところだが、さすがは石井監督、前記の2作品に劣ることのない作品だった。

日頃から妻(母)の存在には(いろんな意味で)頭が下がる思いだが、本作を観てあらためてその大きさを感じずにはいられなかった。

映画『火天の城』の中で、妻役の大竹しのぶさんが仕事が上手くいかない夫の西田敏行さんに当たり散らされても笑顔を絶やさずにいるとそれを見た夫はバカにされたと思いますます逆上するシーンでの台詞「おなごが笑わぬ家は陽が昇らぬ家でございます。男も女も泣かぬ者はおりますまい、その涙を人に見せるか、微笑みで包むかの違いです。」私はこのシーンに感銘を受けたのを思い出した。

どの家庭にも大なり小なり問題があると思うが、その中心となって頑張ってくれているのが妻であり母なのだ。日々の生活の中で家庭内の北風を太陽に変える力を持っている。
そしてその明るさがどれだけ家族を救っていることか。
その明るさの陰に潜む問題を家族だからこそ直視せずに過ごしてしまう。
もしそこに万一のことがあれば、当然その穴はデカく、隠れていた真実が子供達の前にも姿をあらわす。

前作『舟を編む』のレビューで石井監督は人を魅力的に撮るのが上手いと書いたが、本作の前半では登場人物のイヤな部分や感じの悪さを見せられる。
イヤな感じに撮るのも上手いなと感心していたが、前半振った感じの悪さを愛に変えて回収するという素晴らしさ。
イヤな感じだった登場人物も観賞後にはすっかり好きになっていた。

この魅力こそが石井監督らしいと思っている。
今もっとも旬で安定感があり、安心してお金を払える監督の一人ではないでしょうか。

今年の邦画の頑張りは嬉しい限りだ。
良い映画を続けて観れて幸せだ。
それだけで楽しく生きられる。
だから映画ってサイコーなのだ。

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harukita

0.5胡散臭い

2014年5月27日
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鑑賞方法:映画館

単純

セリフが臭すぎて共感できませんでした。
設定もあざといなぁ。これ以上、書くことないよ。まあ多くの人は騙されるのかもしれないけど。

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THE THIRD EYE

5.0どんな家族も不完全。

2014年5月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

エンドロールで「えっ、もう終わり⁈」と思ったくらい物語にひきこまれた。

母の病気をきっかけに、バラバラだった兄弟父が再び結束して奔走するストーリー。特に兄弟二人のキャラクターがとてもいい。
弟は、チャラく振る舞いながらも兄がまた自分一人で家族の問題を抱え込んで壊れちゃうんじゃないかと心配している。
兄は、調子・要領よくて親にもより可愛がられている弟が羨ましく妬ましくもあり、でもすごく頼りになる奴だと認め始める...。
父は亭主関白風だがいざとなるとてんで役にたたずw

兄か弟かおおまかかに分ければ性格や行動パターンの特徴は万人にあてはまりそうだから、人によってそれぞれのキャラに感情移入してしまうと思う。

長男の嫁役・黒川芽以ちゃんが「自分も長女なので兄の方に共感しながら、役としては現実をつきつける役なので、客観的に家族の問題をみながら演じた」と言っていたけど、わたしも長女なので同様に感じた。

兄の不器用さに共感しながらも、自分の短所を見ているようでもどかしく...。
だけど、最後の兄・弟の姿はどちらもかっこよくて清々しかった。

「完璧な家族なんていない、でもそれでいい」
舞台挨拶で妻夫木くんが言ってた言葉がすべてかも。

子どもは反抗したりしながらもやがて親の手を離れて成長し、いつか親を心配する側になり、親の気持ちを考えられるようにもなり。
きょうだいは時にライバルでありながら、ピンチの時は助け合う仲間となったり。

そんな風に助け合える素敵な家族像に、自分が育った家族やこれから築く(かもしれない)家族のことを重ねて考える。いつの間にか泣いていて、でもけしてじめじめせずに笑えるシーンもあって、鑑賞後の満足度は◎でした。
感動!というより、じんわりとあたたかい気持ちになれる映画です。

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ma_ya_24

4.5自分を育ててくれた家族、育てている家族を振り返る

2014年5月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

あの時、もし親父が余命3日と伝えてくれたなら、今の僕ならできたことがあったと思う。けど、小6の僕には何もできなかった。そんな悔やみを40年間ずっと持ち続けている。
育ててくれた家族のこと、すっかり弱弱しくなってしまった母のこと、映画と同じ男兄弟のこと、そして、今、自分が育てている家族のこと。
そんなことを思いながら、僕の頬には涙が伝わっていた。

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笛吹き

4.0笑おうよ

2014年5月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

母の脳腫瘍、突然、家族を襲った不幸。そして、家庭崩壊にもなりそうな借金。本音で向き合い家族が困難を乗り越えていく姿に感動。こんなときだからこそ、笑おうよ

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シムウナ

3.088番 黄色を貴方は信じるかな?人生は大切なものを失いかけるとその価値に気が付くらしい

2014年5月7日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

昨年の邦画界の賞を独占した「舟を編む」の石井裕也監督の新作となれば、誰もが期待と共に、息を飲むように注視しながら作品を観てしまうだろう。
それだけにかなり良い作品を送り出さないと、評価は厳しいのかも知れない。

正直に言って期待値が高かった為か、何か肩すかしに有った様な今回の作品、悪くはないけれど、極平凡な映画のような気がした。

昨年の「舟を編む」では主人公光也を演じた松田龍平と膾炙の先輩正志を演じたオダギリ・ジョーと言う主人公と彼を取り囲む人物のキャラクターが対極のキャラをブツケル事で、主人公の特徴が際立つと言う描き方、演出の仕方は今回の「わたしたちの家族」も前作と同様の作風で理解し易く、笑いの有る作品に仕上がっていて好感が持てる作品でした。

学生時代に引き篭もりであった長男も今では何とか家庭をどうにか持てるように成長する事が出来たが、母の急病を機会に、それまでチグハグしていた家族が、元の健全だった頃の家族へと戻るまでの過程を描いた、心がほっこりと安心出来る作品になっている。

こう言う作品の始まりは、雨降って地固まると言う家庭のゴタゴタを人情味豊かにユーモラスたっぷりに描いている作品は、いかにも邦画の良い点を濃縮させた様な作品なので、石井監督がこれまでの作品で様々に描く家族の在り方は、松竹の人情喜劇が描いてきた作風を今の時代に合わせた新しい家庭の、ホームムービーになっていると言う気がするけれども、他の方はこの作品を観てどんな感想を持たれるのだろうか?

原田美枝子、長塚京三、そして妻夫木聡と邦画界の良いキャストで固めているけれど、今回この作品で一番良かったのは、次男を演じた池松壮亮だと思う。
この映画がお涙頂戴の暗い安っぽい作品にならずに、テンポがある、コミカルな味を巧く出せるように家族を牽引していく役処を頑張った彼があってこそ生きている気がしてならないな。今後の彼の作品が本当に益々楽しみです。
でも考えてみれば、「ラストサムライ」に出ていたと言う事は、いくら子役だったとはいえども、あのビックスターの、トムさま主演の作品に出たのだから、やっぱり今後は世界に羽ばたく大物スターになるかもね!

お話的には何となく納得出来ない、極端な部分などもあったようにも思うけれども、将来を期待したい石井監督の作品なので、みんなで応援していけたら、また世界の中で邦画作品が評価される時代が来るかもしれないね。映画は作家の才能もあるけれど、観客が応援して、良い作品が出来るように、邦画界を支える事で、日本の芸術や、文化も初めて開花するのだから、一般人のみんなで応援出来たら良いよね~

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ryuu topiann

4.0男って…

2014年4月28日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

入院していた母が退院した日、父はお赤飯を買ってきた。そんなもの食べられる訳がないとからかうと、和室に寝転がり「俺だって大変だったんだ」と…初めて聞く父の泣き言だった。友の旦那も家が窮地に立たされた時にキャバクラの女の子とメールのやりとりをしていた…今まで見てきた男性像がすべてこの映画に写し出されていて笑った。泣くんだよね…男って…だから、優しくしてあげないと…笑顔で明るくしてれば、頑張っちゃうんだよね…男って…
いつかみたTwitterにバブル世代は「男らしさ女らしさ」があったと書かれていた。
エンドロールの制作に竹内力の名を観た時に腑に落ちた。
私達の年代には伝わるものが多いにあった。
私達より下の世代は、この映画がどう写ったのかな?
今私はそれが一番知りたい。
余談ではあるが、長男の引きこもりについて、もう少し背景を描いて欲しかったかな?母親が自分を思い出してくれ、褒めてくれて奮起したのはわかるが、なんとなくひっかかったままなのだ。
もやもやする~

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リラ

3.5思いがけずリアリティー

2014年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

幸せ

明日は我が身…というか、なんというか。
若菜家の出来事が全て自分にも起こりうる事ばかりで
見入ってしまいました。
若手実力派の妻夫木さんや池松さん、ベテランの長塚さんや原田さんの演技に石井監督のスパイスが混ざり合って
本当にバランスのいい映画だと思います。
マイナスなことが原因で集まった家族が
プラスになって行く…ありがちなお話かもしれませんが、
真面目な映画の中にちょっと笑ってしまうところもあって
この映画と観る人との距離をぐっと縮めている気がします。

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yoco16

4.0母は家族の核

2014年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

知的

幸せ

余命7日と告げられた母。そして在宅へと、病院から追い出し。
兄弟が協力し母を助け様と努力し、そして・・・・・。
母は家族の核・太陽だと教えられる作品。
母親役の原田美枝子の演技は最高!是非鑑賞して欲しい作品。

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ドボン

5.0楽しみ

2014年1月31日
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泣ける

出演者、監督の名前をみただけでと、楽しみで早く観たいです。
きっと、泣いてしまうのかなぁ…
しかも、人生初エキストラに挑戦した映画でもあるので、そちらの方も楽しみです!!

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まいぽん