エージェント・ハミルトン ベイルート救出作戦のレビュー・感想・評価
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無理がある
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スウェーデン国内で起きたテロ容疑者死亡事件。公安テロ対策責任者は女性Ewaで、彼女の幼い一人娘Nathalieが、報復としてテロ組織に誘拐されます。
Ewaへの非難が激しい中、表立った協力は得られず、主人公がその救出に尽力します。
主人公Carlのあまりの世話焼きぶりは、実父なのかと思うほどです。その動機は劇中説明されますが、前作では全く触れられていませんでした。実父Pierreが、酒と煙草に逃げ、文句ばかりで人望のないダメ男と分かるにつれ、なるほどEwaがCarlに頼る気持ちが分かりました(~_~;)
前作ではプライベートを捨てて国益を優先した諜報部員Carlが、本作では、幼女のためとは言え、殺害予告もないのにほぼ独断でプライベート最優先。軍に縛られず、こんなに自由行動OKだったのか??と、前作とのギャップがかなりあります。
冒頭のEwaへの世論の激しい非難がよく分かりませんでした。あの状況でどうして非難されるのか。「女の武器」?テロ対策責任者が自宅で取材??警察に属しながら娘の救出のために何もできないの??
それに、テロ組織への突入・指導者拉致が、いくらなんでもあまりに簡単過ぎると思います。アメリカとの関係は一体どうなっているの?!
登場するCIA担当者は威圧的で非人道的な利己主義者として描かれていました。あり得るような、あんまりなような、信じたくないような…。
観るに耐えないというほどの駄作ではありませんが、次作はどうなっていることやら。
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