殺人の告白のレビュー・感想・評価
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チェ刑事が好演だったので救われたかも
伊藤英明×藤原竜也主演で、『22年目の告白』というタイトルの日本リメイク版があります(2017)。
韓国は映画もドラマも、憎しみ・復讐ドロドロ劇が多くて、自分はどうも受け入れられないんですが、面白かったという評判が多いので、ついつい見てしまいました。
日本リメイク版も見ているので、その比較になってしまいますが、韓国版はカーチェイスアクションもあって派手でとにかく忙しく激しい。逃走劇みたいな。ジャッキーチェンを思い出してしまいました。プールに蛇を放ったり、ニセ救急車を発動させたりでコミカルな感じもあります。海パン姿(笑)で、カーアクションとは、パク・シフ様も気の毒な。蛇にもかまれるし…。
真犯人が気持ち悪くてたまらなかった。もっと、知的で計算高い神経質な感じがあってもよかったのに。このあたり、日本リメイク版の方が納得がいきます。そういえば、犯人の仮面姿は「青沼静馬」だったので笑ってしまいましたが。(犬神家)
刑事チェの存在が不自然さがなくて、ラストも「苦悩」がよく伝わってきてよかったです。彼で映画は成り立っていました。
脇役から全員すごい
脇役から全員すごい
アクション・コメディとシリアスなサスペンスを行ったり来たりで、最後は純愛、ホラー風味プラス。
『22年目の告白』を先に観ているので、ちょい比較目線になってしまった。日本版リメイクはどちらかというと、シリアスで社会風刺もあり、静かなサスペンスといった印象だったが、こちらのオリジナルはアクション中心。冒頭から息をつかせぬくらいに刑事と犯人の格闘アクション。中盤のカーアクションはコミカルな展開で、終盤の大型トラックを使ったアクションはまさしく『ターミネーター』シリーズそっくり。全体的にハンディカメラ多用で、POVあり、カット割りの細かさ、さらにはホラー要素まで加えてくるといった、サム・ライミ監督作品をも思わせる。シリアスな内容とは裏腹にかなりカルト的な作品と言えるのかもしれません。
時効に関してはこの事件をきっかけに25年に延期されたというほど、実話をもとにしているだけあってシビア。2015年には日本と同じように殺人罪の時効が廃止されている。
日本版は『デスノート』の影響があって、顔を見せないユーザーから圧倒的な支持を受けていたが、オリジナルでは美人とは言いがたい女子高生3人組とか、顔見せで人気を博していた。一方で、犯人を殺したいほど憎んでいる遺族会の面々が面白い。犯人と間違えて人を刺して出所したカン・ドンヒョクや、クロスボウの達人チェ・ガンスクという娘、そして未だ生死不明の娘チョン・スヒョンの母親ハン・ジスが殺すことは許さないと主張して内部対立している。彼らは毒蛇をプールに放ち、偽の救急車で犯人イ・ドゥソクを拉致するのだ。ここはかなりコミカルで残酷だった。そして、助かった犯人にクロスボウで暗殺を企てたり・・・
そんな中、テレビ局では国民討論会というバラエティ番組でイ・ドゥソクと刑事チェ・ヒョングを対決させることに躍起になっていた。局長が温水さん似であったためか、このテレビ局の方針も笑えるくらい風刺がたっぷり。しかし、これが真犯人を刺激して“J”なる人物から直接電話がかかってくる。そして、前記二人に加えてこのJもスタジオに呼んで討論させるというバカバカしい展開になる。
どんでん返しはリメイク版を先に観ているので驚きはしなかったけど、母親を殺されたボクサーが自殺して葬式まで出したのに、整形して生きていたとは。いや、なぜに葬式まで・・・。そして、真犯人はシリアルキラーの名にふさわしいくらいのきたろう似の男。時効成立がどうのこうのというサスペンスよりも、やっぱりアクションで締めくくるのだが、チェ刑事もイ・ドゥソクもそしてJもみんな不死身すぎる!やっぱりターミネーターでした。
突飛な展開
こんなにも
アクション映画
役者陣ひとりも知らない状態で観たのが良かった。韓国映画たくさん観て...
安定の面白さ。
欲を言えば真犯人の役はもっと知的な感じがする役者にやってもらいたかった。最初の2人の追っかけっこがスピードといい動きといいあまりに超人的だったのが逆に興ざめした。他は完璧!
15年前に起こった連続殺人事件の犯人を名乗る人があらわれ、告白本を...
22年目の告白の予習
パクシフを見直した
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