劇場公開日 1990年2月10日

「BS12字幕版鑑賞。 マイケル・J・フォックスの戦争映画。こんな作...」カジュアリティーズ はむひろみさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0BS12字幕版鑑賞。 マイケル・J・フォックスの戦争映画。こんな作...

2020年1月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

BS12字幕版鑑賞。
マイケル・J・フォックスの戦争映画。こんな作品があったんだ。彼にはコメディのイメージしかなかった。しかも監督はブライアン・デ・パルマ。
女性を拐い挙句殺害。戦争の中での犯罪、実話のようです。見ているとどうしてそんなことが…というのが如実に理解出来てきます。これはおそらく特異なことではなく、表に現れないものがいくらもあったんだと思います。戦争、生きるか死ぬかの場面、人間は狂気に晒され、まともではいられない。本当に怖ろしい。エンディングでのその後の事実もまた怖ろしい。

本作、興行的には失敗だったようですが、米国民としてはこの負の側面、本能的に認めたくなかったのではないだろうか、そんな気がします。
私的には隠れた名作に認定。でもやっぱりマイケルにはコメディが似合ってる(笑)

はむひろみ