ジ、エクストリーム、スキヤキのレビュー・感想・評価
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ARATAと市川実日子、身長髪型おそろ
ー掃除してなかったからね
ーいつから
ー買ってから
19のときに買ってもらったから、
20年くらいだね
大学時代、
仲間の車で旅行やドライブ、
海や川で花火やBBQをしてたような
いわゆる青春をちゃんと味わってきた人たち。
25くらいの頃、
そのうちの1人が亡くなって
それ以来会うことのなくなった人たち。
40近くにして、
自殺失敗のニート、
居酒屋で2年以上働くフリーター、
特に役職もない小さい会社のOL、
が久々に会い、海に行き、
場面で民宿のようなところに泊まり、
河原みたいなところでスキヤキを食べる。
明確にやりたいことがあるわけでもない、
かと言ってなにかこれと言って
他の人よりも優れてできることがあるわけでもない、
連絡を取ってる友達も特にいない。
これが20代ではなく30代で、
さらにはフリーターが
バンドマンとかそういう類でもなく
ただふらふらしてるタイプ。
___________________
レビュー、ここまで書いて終わってる
もう覚えてないな
オフビート感あふれる作品。ともかく井浦新と窪塚の絶妙な脱力会話が楽しい
冒頭から崖に転落した洞口の映像はいったい何を意味するのか。仏具店で如来像を買ったりとか、洞口(窪塚)が手作りのブーメランを海に投げるシーンとか印象深いシーンはすべて脱力青春コメディといった感じ。海のあとはすき焼きを食べることになるのだが、すべてが無計画のほんわかした内容。自分を見つめ直すためのひとときの楽しい時間・・・
【2014年視聴】
不器用な主人公が哀れ
そうか、自分だけでぼん気を抜けれてないことに喪失感を抱き、投身‥という感覚で見ていたが、まさかの生還笑
これで抜けれたということで、新たに生きていって欲しいけれども。どうしても抜けれない理由、出てきていない多分もうこの世にはいないもう一人の同級生。何があったかは語られずに、それでもなんとなく伝わる。生還にはずっこけたけど、希望は持てた。
『ふきげんな過去』が、良かったので、この映画を見てみた。会話を楽し...
『ふきげんな過去』が、良かったので、この映画を見てみた。会話を楽しむストーリーだと思うが、若い男性どうしの会話がボケとボケどうしの会話で心地よさが全く無い。つまり、散文的で不条理なだけで、韻文的な部分がないばかりか、オチすらない。
多分、演じるCASTの能力に問題があると思う。つまり、セリフを喋っているだけで、顔が演技していない。言い換えれば、男二人に毒が全く無い。良い人なのだろうが、トボけた顔からトボけたセリフが飛び出す。それだけ。
『ふきげんな過去』は毒のある女性が輪を囲んで毒のある会話をする。ボケとツッコミが波状で繰り返す。
多分、運転をしながら、演技出来るキャパシティが彼には無いと僕はかんじる。つまり、ミス・キャスト。
同じ四人の会話でも『ふきげんな過去』の女性達が紡ぐ会話は、波状に押し寄せ、最後に落ちが必ずある。
多分、彼は勘違いしていると感じる。毒のあるキャラクターに登用されていたので、毒のあるキャラクターを演じる能力があると勘違いしている。普通の人を普通に演ずるのは大変な事だが、普通に演じて貰いたい。
物理的にはセリフを3回くらい噛んでいた。舞台は出来ない。だから、舞台を主宰する脚本家が起用するCASTではないと思うが。
学生時代のグダグダ付き合いを回顧しつつ小旅行気分を疑似体験する
井浦新の意図的か偶発的か分からない謎の墜落事故から始まる奇妙な映像作品。
その後に続く登場人物たちのほとんどかみ合っていないようでいて、何となく進展するボケと突っ込みが最後まで続くことになる。
その間に井浦新のミステリー事象も入ることは入るが、気分としてはどうでもいいような会話の羅列に、次第に面白いような心地よさの感覚も生じてくる。
そしてドライブ旅行の下りになるとなぜかこっちまでウキウキしたりしてね。笑
受け取り方は視聴者によって全然違ってくるかもしれないが、個人的には学生時代と卒業後のモラトリアム期間、その時の友人・恋人付き合いを思い出し、いい気分で見進めることができた。
井浦新の謎は残ったが、それもどうでもいい気分。笑
2回目の今回も楽しめてしまった。
2303--
会話。
独特な作品です。
セトウツミの様な会話が……。ふたりの会話かみ合っているのかどうかが最初わからなかった。 えっ。えっ。と(コントの様な)何なのかわからないけど笑っている自分がいた。
一応。井浦新が主役になっているけど窪塚洋介二人とも主役ですね。このコンビ息が合って流石の演技です。窪塚が本当に自然で掛け合いが上手い。女子二人もよかった。ピンポンから10年ちょっと経って井浦が若さを失っていた。髪も伸ばして老けた感じがした。
鉄橋から落ちて助かったみたいだけどその後がわからずで。どうなったのかなぁ~(変な終わりかた)
もう一つ分からなかったのは。高良健吾が何処に居たのかわからない。
【天才、前田司郎のゆるい脚本に思いっきり、嵌った作品】
- オープニングシークエンスからの物語の展開の妙にはまった作品。-
・大きな出来事が起こるわけではないのだが、この作品は面白かったなあ。
<井浦新&窪塚洋介 ピンポン以来の共演作でもある。>
<2013年11月23日 劇場にて鑑賞>
井浦新が出てる映画で、ピンポンの次に一番いいと思う
井浦新がある時から好きになって、特に「ピンポン」見てから、美しい~と、追って色々見てました。元々モデルだから、着こなしも自分の見せ方もうまいです。でも、どんな役をやっても同じであることに気がついてしまい、残念でした。
でも、この映画の井浦新はいい!ピンポンで一緒だった窪塚洋介との共演だからかな。ああいう会話、大学の男の子たち、してたな。何だか懐かしい思いでいっぱいになった。
ゆる〜い感じか良い良い(笑)
前に観ていたのをすっかり忘れていました(笑)
窪塚さんと井浦新さんの喋りの掛け合いが、まるで芸人のコンビのように息がぴったりで面白かったです!
普通に生きていたらスルーしてしまう、何気ない疑問や思いを、ダイレクトに言葉にして伝える、そんな映画です(笑)
簡単に見えるけど、やろうとすると案外難しい行動を、いとも簡単にやってのける、男二人の世界観が独特で最高でした!
窪塚さんと井浦さんだからこそ実現できた、不可思議な雰囲気に酔いしれるこでしょう。
気がついたら彼らの会話にツッコミを入れている自分がいました(笑)
異様な面白さ
大学卒業ぶり以来に突然大川を訪ねて来た洞口。大川の恋人の楓と洞口の昔の恋人の京子の4人で何故か海へ出かけることに。
どこまでもシュールでどこか切ない笑って泣ける?ケッサクロードムービー。
初めてこの作品を観たとき、時系列のあやふやさや無さ過ぎるストーリー性に面白かったけど多分2度目はないだろうなと感じていた。
そしてまさかの2回目、しかも劇場上映笑、の鑑賞を済ました後に気付いた。
自分この作品すごい好きだ笑。
前述の通りストーリー性は全くないわ、人間関係が複雑そうな割には情報がなさすぎるなど映画としての出来が高いわけではないかもしれないが、窪塚洋介と井浦新、この2人のキャスティングが最高なのと中身のなさ過ぎる学生感丸出しのやりとりが絶妙に面白い笑。
なんとなくこの2人のキャラクターから思うと窪塚洋介が洞口で井浦新が大川なのが普通なんじゃないかなと思う。ボケとツッコミ的な意味で笑。
そこが逆になった上で井浦新のおとぼけのハマり具合と窪塚洋介のツッコミの鋭さが最高に面白い笑。
今まで自分の行動や発言でボケたりおちゃらけたりすることの多かった窪塚洋介がツッコミという受け身のコメディアンに徹していてすごく新鮮に感じたし、井浦新はこんなに変な役もできんのかと惚れ直した笑。どもり方と顔と発言ウザすぎて一緒にいたらめっちゃ殴りたくなる人を好演してた笑。
2人のプチ旅行に付き合う形になった楓こと倉科カナと京子こと市川実日子もステキだ。
海へやってきた楓が大川と2人で歩いていておもむろに手を繋ぐシーンは自分の心を羨ましさで一杯にした笑。
京子と洞口は昔の恋人という設定らしく、2人が並んだシーンを観て、うわあ付き合ってそう!みたいな気分になった笑。
終盤の明かりを落とした旅館のシーンは自分の心を切なさで一杯にした笑。
いろんなレビューで見るけど15年ぶりに再開した学祭時代の友人の役を12年ぶりに共演した2人が演じるという憎いキャスティングもやっぱりいいよね。
ピンポンを知ってる人ならなおのことこの作品の2人の違いと役者としての凄さがわかると思う。
こういう映画っぽくない映画?もたまにはいいなぁと思った。
とにかくこの作品は終盤にて大川がほろ酔い気味に叫んだ
楽しいなぁ!!!!
に尽きると思う笑。
色々気になる描写はあるけど深く考えても理解できなそうだからとにかく4人のダベリと超無駄遣いされる高良健吾を見逃さずに楽しんでもらいたい一本笑。
2015年08月03日(月)1回目
2017年07月07日(金)2回目@テアトル新宿窪塚洋介特集オールナイト
旨みと苦みのスキヤキ・ロードムービー
このタイトルからは内容を推測するのは不可能。
で、本筋は…
15年振りに再会した絶縁状態だった元親友二人。また妙にウマが合って、女二人を連れ立って海を見に行く事に。何故かスキヤキ鍋を持って。
ほとんど予備知識ナシで見たのでシリアスなのかも分からなかったが、これがなかなかいい感じのユルさ。
監督は前田司郎、これが初メガホン、「横道世之介」の脚本を手掛けていた人。
あ~、分かるわ~、この雰囲気、この世界観。
とにかく、そこら辺に居そうな男女の動向をただ眺めているようなものなので、勿論劇的な事は起きず、退屈な人には退屈。
背景や状況の説明も無いようなもの。
唐突に終わるし。
だけど、やり取りはユーモラスで、間の取り方も絶妙で、ついクスッと笑えてしまう。
軽妙な会話劇。
それぞれの気まずい関係性や哀愁なども同時に滲ませる。
冒頭と、所々挿入されるその冒頭シーンの続きは結構しんみり。
実はこれは、ある人物の喪失からの再生の物語。
「ピンポン」以来の共演となる井浦新と窪塚洋介。
個性的な役が多いこの二人が普通の役を普通に演じる辺り、さすがは曲者。
市川実日子、倉科カナも巧い。
ある男のための映画
この映画は自殺から始まる。
なぜ自殺しようと考えたのかは語られてはいない。
ただ、何もなくなった。というセリフがあるくらいだ。
ただ映画全体を通して
窪塚洋介の事を応援していると考えると全てがうまくいく。
人生は戻れない、それが美しい。
暗闇に進まなきゃいけない。
過去は美しいものだ。
過去の件で会わなくなっていた人達も繋がりを作れる。
過去に楽しかった時の人達ともう一度会おう。
それが全て窪塚洋介の復活を望む声として聞こえた気がする。
洞口すき!!
生まれて初めて、同じ映画を続けて2回観た!
なぜなら、
井浦様が今まで演じた役の中で(まだ全部観たわけじゃないけど)この洞口っていうキャラクターが一番好きだったから!
挙動不振のアホを演じる井浦様もまた素敵。
っていうのと(まだあんのかよ)、
観終わったあと、全力で「え?????」ってなったから。笑
育児中あるあるだけど、
あれこれやりながら観てるから会話の3割くらい聞き逃してる。
大事な出来事の1割くらいは見落としてる。
しかもこの映画暗いシーンがちょいちょいあって、
遠く離れた台所から観てると停電か?って思うくらい画面真っ黒。
たぶんそういうところに大事な要素が落っこちてたんだな~、とか思って、
終わった瞬間また迷わず再生。笑
2回目見たら3通りの解釈が浮かんだ。
学生の頃から現代文が一番苦手な私だからどっちにしろトンチンカンな解釈なんだろうけど、書いてみる。
どっちにしても主人公は洞口で、社会性がなくて挙動不振でヘラヘラして現実に向き合おうとしない彼がついにデボン紀を抜ける、というのがテーマ。
①海→投身
洞口が、海への旅を経て「デボン紀を抜けよう」と決意した説
洞口は、自分以外の三人がすでにデボン紀を抜けていることを知って、自分もいい加減に抜けなきゃいけないと気付く。
でも、砂浜で京子と話してたときに砂の上に書いてたように、人生の波の中でひときわ大きな「ビヨン」っていう波がないと次の紀には行けないと洞口は思っている。
だから、相当長く続いたデボン紀を抜けるために何か大きな出来事を起こさなければ、と考える。
で、その出来事=崖から落ちて生き延びて這い上がることだ!と思い立って、実行する。
息も絶え絶えになって車に戻って昔の写真を見て、自分もついにデボン紀を終わらせられたことを実感する。
...でもこれだと、最後のシーンで車内に文庫本があることが腑に落ちないからたぶん違うね。笑
人生の波とか関係なく、ただ単純に、友達がみんなデボン紀を抜けていて自分だけ取り残されていたことがショックで自殺未遂したかったのか?とも考えたけど、それは洞口が可哀想すぎるから却下。
井浦様が可哀想な映画は嫌い!
②投身→幻影
海に行ったのは瀕死の洞口が見た夢でした説
そもそも洞口は友達に再会してもいないし、海にも行っていない。
洞口は大川にも京子にも会わずにずっと一人でデボン紀を引きずっていて、挙句、何もかも嫌になって投身自殺を図る。
しかし死ねず、瀕死の状態で大川たちと海に行った夢を見る。
目が覚めて必死で車に戻り、昔の写真を見て、いよいよ自分もデボン紀を抜けなきゃいけないと改めて決意する。
③投身→海
自殺未遂からの生還を経て、昔の友人たちに会おうと決意をした説
一番最後に浮かんだ解釈だけど、これが一番スッキリするな。
これなら車内に写真が挟まった文庫本が置いてあったのも納得がいく。
洞口が足を引きずってるとか体に傷があるとかすれば、③だってすぐわかったかも。
すぐわかんないところがまたいいのかなぁ。
しかしさ、時系列として、投身が先か海が先かで、かなりストーリーが変わってくるよね。
本の件は、京子がうっかり持って帰り忘れたんだって考えれば(ちょっと無理やりだけど)辻褄が合うし。
考えれば考えるほどなんかちょっと怖くなるわ。
って、こんだけ書いて全部まるで違ったらどーしよ!
そして改めて読むと①は我ながら突拍子も無いな。笑
たぶんさ、インターネットとか見ればさ、作者の意図を汲んだちゃんとした解説があるんだろうけどさ!
とりあえず自分の意見を記録しておくことも大事だと思って書いてみた次第!
全然違ったらごめんなさい。
前田さんにも井浦様にも窪塚にもごめんなさい。
まぁさ、人生前だけ見て美しくズンズン進んで行きたいけどさ、
やっぱブーメランみたいに突然戻ってきたりさ、そーゆーのあるんだよね。
砂浜にぶっ刺さったシーン面白かった。
洞口と大川の会話聞いてたら、大学生の頃が一番こんな感じだったな~とか思った。
良い、なんか良い
この映画は最初から最後までずっと緩やか雰囲気が流れ続けていてそれが何となく退屈になるわけではなく心地良く感じます。窪塚洋介君の珍しく普通のキャラが逆に新鮮味があってそこも良かったです。
全30件中、1~20件目を表示