かしこい狗は、吠えずに笑うのレビュー・感想・評価
全14件を表示
インディーズのお手本
いじめっ子ってヤツらは、自分達に危害が加えられないのを前提にマウントをとっている
でも判断を間違えると、反撃をくらうこともある
それは海でホオジロザメに遭遇するほど超レアなんだけどね
友達がそのレアだったら
上質のホラーです
2012年の作品だから10年前か
監督の渡辺亮平は弱冠24歳
制作費、たったの150万円
インディーズ作品とは思えないまとまりの良い作品です
ストーリーも面白い
こんな才能豊かな人材がいたのに全く知らなかった
元々脚本家として実績があり、自分の脚本の
面白さを伝えるために作ったというんだから末恐ろしい
今でも活躍はしているが、これだけ才能があるのに、この程度かと物足りなさを感じてしまう
女子高生におこる恐怖体験
スリラーとして、ミステリーとしても上質
演出も手馴れている
惜しむらくは、俳優陣で生き残って活躍しているのがヨーロッパ企画の石田剛太くらいなんですね
岡村いずみもそれなりに活躍したが、30越えて活躍できる女優ではなかったようだ
監督の才能だけが突出した作品
最近なら”カメラを止めるな”みたいな
変にとんがっただけだったり、ちょっといい話をさも大袈裟に演じたり
カルチャースクールの延長みたいな作品で1800円の鑑賞料をぼったくるインディーズ映画は見習ってもらいたい
顔は関係ない!
映画の撮り方がわかってるな~と感じる新鋭の監督!といったイメージ。警官のパートや弁護士助手のシーンが見事だと感じた。
プーと呼ばれ、いじめられ孤立していた熊田美沙。その彼女に「わたしも友達いないから」と近づいてくる清瀬イズミ(岡村いずみ)。可愛いのでいじめられるというのもピッタリはまる。そして、クラスではアヤという女子生徒が行方不明になっていた事実。仲の良かったいじめっ子のマリナはアヤの親友だった。
美沙といずみの2人が仲良くなっていく過程は微笑ましく、百合っぽくもあるが、何か謎めいたいずみの態度が徐々に狂っていくかのようで面白いのです。生理痛とかも伏線になるのかと思えばそうでもなく、脱いだパンツもどこへやら・・・狂気に満ちた終盤の展開とはかけ離れているのも作品を魅力的にしていた。これで製作費150万円?!かなりのハイコストパフォーマンス!主演女優二人に150万円差し上げたくなるほど・・・
ブルセラなる奇妙な商売を知る世代にとっては、割とベタな結末だった。
途中で結末が分かった。
ブルセラなる奇妙な商売を知る世代にとっては、割とベタな結末だった。
どうせ、ホラーだろうと思ったら、怖くもない終わり方だった。
まぁ、友達なんていない方が良いと僕は思う。この映画見る前からそう思っている。
生理痛の話を拡大視して、それをサイコパスな犯罪と交差させようとしているが、女性の事を知らない男目線な話しだと僕は見た。僕は男だけれど、なんか女性を蔑視しているように受け取ったが、女性の方々はどう見るだろうか?
人を動かす二つのてこは恐怖と利益
2度目の鑑賞
監督は『ムカチノカチカ』『哀愁しんでれら』の渡部亮平
脚本は『3月のライオン』『ビブリア古書堂の事件手帖』『麻雀放浪記2020』『名刺ゲーム』『哀愁しんでれら』の渡部亮平
学園もの
しかも女子高
容姿がイマイチで孤立している熊田美沙(mimpi*β)と可愛すぎて孤立している清瀬イズミ (岡村いずみ)
ひょんなことから女子高生2人は親密になるがイズミはサイコパスだった
美沙役がそれほどブスじゃないのがちょっと残念
むしろブスじゃない方に属している感あり
それなりに工夫したんだろうけど
思わせぶりに時折登場する仁後亜由美演じる司法実習生の谷が邪魔だった
接見室だけでいいでしょ
あれってなんの意図があるのかな
演者は誰一人知らないにも関わらずわりと面白かった
その点では『カメラを止めるな』には劣るが星3の『メランコリック』よりはいくらか良かった
ラストはちょっとモヤモヤした展開に
だから色々な解釈ができる
それも監督の狙いか
エンドロールが終わったあとのおまけでの美沙にはゾッとした
正当防衛とはいえ同級生を殺して元の学校に戻れるだろうか
無理でしょ
胸糞は悪くならなかった
ヤフコメや爆サイや5ちゃんねるの方がよっぽど胸糞悪い
ドキドキ感はあったけど若干拍子抜け
想像よりも胸糞でさはなかった
サイコパスの描き方がリアルだったし、女の子の演技が魅力的だった
どんどんと女の子への違和感が激しくなってくるっていう展開はあったし最後は劇的な展開だったけど、私は「これで終わりか」ってなぜか拍子抜けだった
ふすまを覗くときのドキドキや怖さは、一級品でした!
_φ(・_・サイコパスへの理由
胸糞が悪いがこの悪さがこの映画のいいところだろう。
あんなに人を簡単に殺してしまうなんて、、、、。それも高校生。
サイコパスも殺人への一定の理由があり、一定の法則があって、それが常人とは全く違うところに有るのだとつくづく感じます。
胸糞
でも私は好きでした。
目が離せなかったし、なんじゃこりゃ?って所も、園子温のような演出だと思えばなんか新しい。
ざわざわして、身近に、どこかにこの人たちが居るんじゃないかって不安になる。
期待以上でした。
気づかないとつまらない映画だが
最後の10分程をよくみるとこの事件の本当の意味を考えさせられる。
新聞では死者は二名、監禁されて殺されたはずの女子高生がいない。彼女の捜索願いも貼られたまま。「ちゅんた」らしきセキセイインコが生きている。そして「自分を守る嘘、あんたの武器でしょ」。
この脚本兼監督、今後も目が離せない。
超展開の青春ドラマ。
これはかなりの拾いものだったなあ。ぼくは前評判も何も知らずに、たまたま観たのだけれど、まだ観てない人はレビューなんか読まずに、先入観なく観た方が幸せになれると思う。
この映画、序盤は一見よくある女子高生ふたりの友情物語のようにして始まる。不細工が原因でイジメられる美沙と、可愛いせいでイジメられるイズミ。彼女らが友情を深めていく様子が割とありふれたタッチで描かれていく…にもかかわらず、少しずつ不穏な伏線が張られている。まず、この違和感がとても好い。
中盤、暗黒面を覗かせ始めるイズミの「怖面倒臭い」魅力が炸裂。女同士の友情にあからさまな百合要素が投入され、隣のエロ可愛いサイコさんにシフトチェンジ。インコから揚げ疑惑のあと、河原でビンタから号泣のくだりで、いよいよ共依存が始まったかと心配になったのも束の間、オラ、わくわくがとまんねぇぞ!…な超展開に雪崩れ込んでいく。
ひとつ残念だったのは、オチがちょっと弱かったこと。あの展開から「学校の怪談」的なリピートオチにもっていっちゃったのは非常にもったいない。ぼくは中盤以降、ふた通りの展開を予想しいて、結果、どちらもハズれたにもかかわらず、「ヤラレタ」とは思えなかった。これが☆をひとつ減らした理由。
以下蛇足。ぼくの予想というか願望というか妄想した展開はこんな感じ。
ひとつは、美沙がイズミを暗黒面から救い出すキラキラ展開。どちらかというとサイコパス・イズミに感情移入してしまっていたぼくとしては、美沙がイズミに愛を与える甘いラストを期待しないではいられなかった。結局は殺してしまうにしても、それは拒絶ではなく救済としての死であって欲しかった。
もうひとつは、イズミは美沙のイマジナリーフレンドだった!というバッドエンディング。これはこれでベタかもしれないけど、少なくとも美沙がイズミを救えなかったことについては納得がいくし、サイコサスペンスの最後のどんでん返しとして比較的キレイな部類なんじゃないかとも思う。
ともあれ、こういう妄想を楽しめたって意味でも、とても面白い映画だったことは間違いない。
自主制作映画とは思えないぐらい、役者の演技もうまく、セットなどのク...
自主制作映画とは思えないぐらい、役者の演技もうまく、セットなどのクオリティも高いです。
しかし、何が言いたいのか私にはよくわかりませんでした。
まさかの展開
あまり書くとネタバレになるので、少しだけ触れておくと、最初の展開からまさかの後半のストーリーにとにかくびっくりします。
いや~殺られました~。失礼、やられました。
期待せずに見たというのもありますが、自主映画で主演が素人とは思えないクオリティーの高さです!!
騙されたと思ってぜひ見てください!
まあ騙されるのはあなたですけどねw
全14件を表示