東京パラリンピック 愛と栄光の祭典のレビュー・感想・評価
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国際身体障害者スポーツ大会
東京オリンピックのあとに開催されたことは記憶しているが、映画が作られたことは知らなかった。
当時の日本では認知度が低く、予算もきつかったようだ。
日本パラリンピックのスタート地点として、記録されていることはとても大切。
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貴重な記録映画
市川崑監督の東京オリンピックはその芸術性から何回も鑑賞し都度新たな発見があり素晴らしい作品であることは私だけではなく、既に世間にも周知されている記録映画の傑作である。
この東京パラリンピックという記録映画について、私は今までその存在すら知らず、今回初見となったわけだが、パラリンピック創成期の社会状況・環境が主に画かれており、現在のパラアスリートの活躍をイメージすると少し違う印象を持ちます。
パラリンピックが身障者のフィジカルとメンタルのリハビリテーションの一貫としてスポーツすることを推奨したことの延長線上に発生したことや、これに対する世間の関心が今と違って稀薄であることが伺い知れました。
宇野重吉さんのナレーションがまた過不足なく訥々と語られ味わい深い出来映えの作品です。
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