「不朽の名作」二十四の瞳 デジタルリマスター版 harukitaさんの映画レビュー(感想・評価)
不朽の名作
自分が生まれる10年も前の作品なのに全く色褪せることのない作品だ。
今回は映画『はじまりのみち』の予習を兼ねて、WOWOWで放映された木下恵介作品の中から『陸軍』『二十四の瞳』『喜びも悲しみも幾歳月』『楢山節考』の4作を観賞。
特に『陸軍』の長いラストには本当に心打たれた。
そしてなんと言っても本作『二十四の瞳』
以前観たときには若かったせいもあってか、どちらかというと先生と生徒の話くらいにしか思っていなかったが、今回観てみてより強く戦争というものを考えさせられた。
常に人の心情を見つめ、人々の生活を通して
又その目線で戦争というものを伝えている。
最近ヒットした戦争を題材にした映画を絶賛していた人達に是非観て欲しいと痛切に思った次第だ。
本当のことが言えず、正しいことが行えず、国中がクレージーだったことが良く分かる。
後世に残したい一本である。
もう残ってますね…。
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