「大号泣。」二十四の瞳 デジタルリマスター版 mark108helloさんの映画レビュー(感想・評価)
大号泣。
静かな静かな反戦映画。ただただ師として教え子の行く末、未来を案ずる愛が反戦と結びつく哀しさと愚かしさ。暮らしがあり育ちがあり、未来がある。それこそが人々のささやかな願い。その細やかな願いすら叶わない時代があった。その時代の中にも幸せがあり笑顔があり豊かな夢があったはず・・美しい風景の中で語られる24の瞳の未来は残念ながら美しさとは程遠いものである。まだ風景の中に人があった頃の物語である。
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