「昭和初期の光と影」二十四の瞳 デジタルリマスター版 李さんの映画レビュー(感想・評価)
昭和初期の光と影
こんなに長い時間を描く映画とは知らなかった。
最初1年生だった子供たちが大人になるまでを描くなんて。
小学1年生→5年生に成長した姿は別の子が演じてるらしいけど、似すぎで分からなかった!ものすごく時間かけて成長するの待って撮ったのかと思った。
昭和初期ならではの、近所付き合いや先生と生徒の関係など温かさを感じる一方、戦争の影や、貧困で教育を受けられない子供たち、女性が自転車に乗ったくらいで騒がれる閉鎖的なところなど、当時の暗い部分も描かれていた。
現代に撮影された昭和初期を舞台にした作品よりも、よりリアルだと感じた。
言葉遣いとか顔とか。
何だかんだで今撮ったものは、メイクとか今風だもんね。
ただ、やっぱり古い映画を見慣れてないのでちょっと途中退屈だなぁと感じたとこもありました(^^;;
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