インターステラーのレビュー・感想・評価
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20141122 過去記録
そこまでじゃないでしょ(^-^;
公開当時はトランセンデンスをみてガッカリしたのでクリストファーノーラン(直接の関わりではなかったようですが)で同じような雰囲気のこれはスルーしてました。
今回GWの休み中に、評判も良いみたいだしせっかくだからということで観ましたが……。
「2001年宇宙の旅と並ぶSF映画の傑作」とかなんとか言ってる方もおり、星も4つから5つがズラリ。
ですが。正直そこまでのもの???と温度差を感じずにはいられませんでした。普通にみられる映画です。それ以上でも以下でもないかなあ。
最低でもこれこれの科学的知識は必要とか、無いとこの作品の価値はわからないとか、おっしゃる方もいるようですけどはっきり言ってなくて大丈夫です。
最高
SFの金字塔
壮大
さすがです
これは本格派!気合い入れて見ないとドえらい事になるぞ!
予告編が(映画好きには)良かったのかね?
逆に言うと、あの予告編で見た一般の方には『???』だったのでは?
こんな映画とは知らなかったなぁ。。。
我が敬愛する映画トモさんより、映画偏食の俺でも大丈夫ですよ?とのオススメで視聴。
なるほど。
現代版の?2001年宇宙の旅?て解説に載ってて、そんな感じの映画だった。
プロメテウスにテイストが似てるけど、こっちのが、かなり知的で重厚かな。
画が終始地味だったけど、カメラワークが秀逸で興味深い映画でしたな。
なかなか壮大な映画す(=゚ω゚)ノ
てか、時間長いしヽ(´o`;
後半は緊迫した流れだし( ̄(工) ̄)
☆はDVD新作水準で③〜④
そっかぁ、Cノーラン作品だったんだな(´・Д・)」
映画偏差値か〜な〜り〜高めです!
しっかり準備してから挑むべし☆ミ
素晴らしいです。
愛とノスタルジーこそが人類を救う
人類の運命を決定するものは、科学的な客観性に基づいた判断によるべきか。それとも、具体的な対象が特定された愛によるべきか。
これがこの物語の中心をなす。
全人類の存亡に際して、個人的な愛による行動の決定を主張するアン・ハサウェイ。結局、彼女の愛は儚かったけれども、一つの愛がまた別の愛を生み出し、だからこそ人類は延々とその血脈を受け継いできたのではないか。
宇宙へ旅立つ人々の世界と、目先の食糧確保のために農業にいそしむ人たちの生活世界とのギャップが、空間的な距離というよりも、時間的な距離に見えてくる美術も計算の内なのだろう。マシュー・マコノヒーの農場とその周辺は20世紀半ばのアメリカ中西部の穀倉地帯を思わせてノスタルジーを掻き立てる。
人が守りたいと思うものには愛やノスタルジーが必要だということだ。
エンドクレジット見て知ったのだが、これフィルム撮影だった。なるほど、ノスタルジックな画にこだわっているわけだ。
凄いぜ!!ノーラン。
鑑賞前から、評判が良く期待していた作品。
結果は、評判通りでした。
主演のマクノヒーは相変わらず、演技が上手いし、子ども時代の娘役も可愛かった。
若干、息子役の影が薄かったが…。
内容もテンポが良く、ダレず時間もいい感じの長さです。
見ている間じゅう、先の展開にワクワク出来ました。
未来の地球の話ですが、よくありがちなチープな表現は無く、宇宙船のデザインもカッコ良かったです。
特に良かったのは、ドラマの冒頭にあった幽霊の話が
後半思いがけないところで、見事に繋がった時は唸りましたね〜。
あぁ、そうだったのかぁ という感じ。
宇宙人の正体について、前から自分で思っていた事と一緒だったので妙に腹オチしました。
SF映画の新しい名作でしょう‼︎
父娘の就職奮戦(=SF)映画として観るインターステラー
おもしろいけど、話が長いのが“ノーラン節”ですね。
タランティーノみたいにムダ話が多くて話が長いんじゃなくて、「ちゃんと説明したくて、よかれと思って話が長くなるタイプ」がノーランの真面目さというか几帳面さのような気がします。
さて、本作インターステラー、相対性理論がどうちゃら、『2001年宇宙の旅』へのオマージュがこうちゃら、突っ込んで知れば、たくさん語りたくなっちゃう作品だと思うんですが、
僕は個人的に、「父と娘の就職奮戦映画」として楽しみましたよ。
主人公のクーパーは、以前は技術者として働いてたが、その技術もオワコン化し、現在は実家の農業で家族を養っていた。断続的に襲ってくる不況の砂嵐に、クーパーは「このままじゃダメだ」と不安を感じ、「昔はガツガツと争いの毎日だった、今のほうがむしろスローライフでいい。」とつぶやく老父に苛立ちを覚えたりもしていた。
ある日、ひょんなことから小さな転職サイトにアクセスしてしまい、過去の技術を評価されてスカウトされる。その転職サイトからは過去何人も有望企業に旅立った実績があるとのこと。特に有望な3社の転職者からは、その充実ぶりを報告するメールが定期的に届いているので、クーパーは転職活動仲間と共に、会社訪問することになった。
最初に訪問した会社は「浮き沈みの波が異様に激しい業界」で、先輩転職者はすでに退職した後だった。次に訪問した会社では先輩転職者が迎えてくれたが、実は人間関係の「冷えきったブラック企業」だった。
やはりプランBの「転職」は厳しいので、プランAの「起業」はどうかという話になった。が、起業ノウハウもちゃんと指導するという転職サイトの説明が、実は嘘っぱちだったと判明する。
やっぱり前職は辞めるべきではなかったのか?こうして転職活動をしている間にも、どんどん年齢は上がっていくし、貯金も減っていく。ほんの1ヶ月の履歴書のブランクだって、23年間の無職に等しい評価をされかねない。「次に会うときには、娘といっしょくらいの年収かもな」なんて言っていた冗談が冗談じゃなくなってきた。
そしてクーパーは、とうとう生活苦というブラックホールに飲み込まれてしまう。
そのなかで、父親としてのクーパーは、何を願い、何をしようとしたのか?
娘にとって、父親はただの失業者だったのか?
娘はどんな進路を選ぶのか?
そしてクーパーのその後の運命は!?
・・・というお話のように、解釈してみましたよ。
“大宇宙”において人間の生活環境として適した場所と、
“小宇宙”において悔いのない生き方や幸せをカタチにして見せた「五次元」。
僕が得た結論としては、
親として子にすべきことは、知恵を伝えていくことだ。
ということです。
物理的に宇宙船に乗せてやるということでも、住める星を与えてやるということでもなく、
そこに至るための教養と情報と、意志を伝えることが大事なんだなと思いました。
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