インターステラーのレビュー・感想・評価
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すごい!おもしろい!
すごい! 面白い!
人間が住める惑星を探して、何光年も離れた宇宙を旅する物語。
壮大すぎるスケールの話なんだけども、
そこに親子の絆っていう、ごく身近な要素を絡めてあるから
最後はすとんと腑に落ちる展開でスッキリ。
なんでもブラックホールとかワープとかウラシマ効果とか、
現時点で最新の研究に基づいた描写になっているんだとか。
映像としても美しいし、未知の世界を疑似体験できた気分でした。
公開時に映画館で観なかったことだけが悔やまれる!
2001年宇宙の旅を超えた
哲学的である点では名作2001年宇宙の旅と通じるものがある。
登場するロボットもモノリスを彷彿とさせるのもオマージュか。
SFは知的エンターティンメントであるから空想でも、もっともらしさの訴求が極めて重要である。その点ではよく練られていると感心した。今日(2016年2月12日)、おりしも重力波の観測が報道された。
哲学と科学は表裏、答えのない真理を追い求める点では離れがたい。
「宇宙は何でできているか」の問いに「物語でできている」との米国のペンクラブ会長の名言が頭をよぎる。キューブリックならブラックホール突入後の部分は描かなかったであろう。本作は次元を超えるものは愛の力と言っているような気がする。
CGも勿論良いのであるがむしろちりばめられた珠玉のセリフが素晴らしい、きっと感銘と余韻を与えてくれます。
エクソダス
公開当初から方々で言われていた事なんで、今さら書くのも野暮もいいとこだが。
この映画、旧約聖書の出エジプト記(エクソダス)を下敷きにしている。
厄災(イナゴetc)があってその地に住めなくなり新天地を探すっていう話まんま。(その他、長男の病気とか諸々細かいところも似せてる。)
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出エジプト記は神のお告げで新天地を目指すわけだが、この映画では科学の力で新天地を目指す。
そこが違うと言えば違うのだが。
チャステインの役なんかは盲目に父と科学を信奉していて、「信じる者は救われる」という構造は、さして変わってないのであった。
(宇宙の謎をひもとく理論物理学、必ずしも実験実証出来るわけではない。実証できないという点では宗教と似てるかもというのは言い過ぎだけども。)
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そういう裏設定と関係なく、映画としては、ボロ泣きするマコノヒーの親子愛一発で十分面白いんで、それで良いといえば良いのだが。
聖書とか理論物理学とか2001年とか組み込みつつ、落としどころは手堅い親子愛。手堅いところがノーランだなあと思う。
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追記:何も足さなくても理論物理学、エンターテインメントにも哲学にもなると思うんだけどな。ブライアン・グリーンやP.C.W. デイヴィスみたいに。ノーランに求めることではないけども。
意味不明な作品
悪くはないけど・・・
すごいとしか言えない。
大作!
想像を越えた話の奥行き!!
これを見たら誰しも驚くはず。
この映画の完成度は半端じゃない!
宇宙という広大なものを題材に、そこに重力・時間・相対性理論・次元・などいろいろな物理的な理論を加えて、とても壮大なスケールの作品だった!
それにグラフィックがとてもクオリティが高かった!
想像を越えることが起こり過ぎて混乱してしまうような作品だった。
人によっては話がカオス過ぎてラストの方は理解ができず面白さを感じられない作品ととらえるかもしれない。
僕にとってはもちろん面白い作品であったが、どちらかというと完成度に高い評価を与えた。
細かいところを見ると確かに難しい話だと思うが、作品全体を見てみると、監督の表現したかったものなどが分かり、やはり素晴らしい作品だと感じる。
そんな作品だった。
キャッチコピーが秀逸
映画館で鑑賞。ブルーレイも購入。
とても大好きな映画。フィルム撮影だからかは知らないけれど画面の独特の雰囲気(監督の映画はだいたいこんな雰囲気)は見ていて心地がいい。
宇宙描写が凄いし、序盤の日常編もすごく素敵。マーフ役の子がすごいかわいい。
地球と宇宙での時間経過の差など理論は分るが実際映像でこう見せられると悲しくなる。
そして終盤の伏線回収は見事。かなり昔に宇宙をずーっと先まで行くと最終的に宇宙をずーっと先まで行っている自分の後ろ姿が見えるという謎の理論(本当か嘘かは不明)をネットで読んでいたため主人公が行き着くところは変に納得できて関心までした。
映画館で見て本当に良かった。凄く長いのでブルーレイを買ってもあまり見る勇気はないが今後絶対何回も見るだろう。しかし映画館で感じた感動は味わえないと思うが。
惜しいというかなんというかキャストが監督作品の常連を起用しがちなため自分の中で少しバットマンに引きずられた部分があった。
映像にできないものを映像で表現しようとする情熱
※ブクログからの転載です
近未来、地球は異常気象で植物が育たなくなり、人類は食糧難にあえいでいた。
主人公クーパー(マシュー・マコノヒー)は農場を経営しているが、元は優秀な宇宙飛行士だ。
ある出来事からクーパーはNASAの秘密基地にたどり着き、かつての仲間・ブランド教授(マイケル・ケイン)と再会。NASAは人類の移住先となる惑星を探すため、宇宙飛行士を別の銀河へと派遣していた。ブランド教授の説得を受けたクーパーは、反対する娘マーフ(マッケンジー・フォイ)を置いて仲間たちとともに宇宙へと旅立つ……というお話。
あらすじだけ見ると実に単純な、アルマゲドン的な感動の父娘ストーリーを想像してしまいそうだが、クリストファー・ノーランがそんな単純な話をやるわけがなかったよね。
中身はかなりガチガチのSFで、相対性理論をほんの少し聞いたことがある程度の私には、正直よく分からないところもあった。「重力が歪んでるので時間の流れが地球とは違います」とか言われても「ふ、ふーん……?」てなるだけだった。そういうところに深くこだわらなければ誰にでも楽しめる映画だと思う。難しい科学要素を気にせずに観れば、それこそ単純でベタなストーリーだしね。
映像は抜群にすばらしく、IMAXで観た甲斐があった。絶対に映像にできないものを映像で表現しようとする情熱がすごい。それは映画監督に最も大切な資質だと思う。そもそも映画って、フィルムに映らないものを撮るもんなんだと思う。小説が言葉にならないものを書き表そうとするものであるように。
繰り返し言うけど、根底のストーリーはかなりベタ。でもそれを自分流の表現で、くそまじめにやるとこが、クリストファー・ノーランの好きなところだなって思った。
期待していたほどでは…
誰も予想・予知できない4次元、5次元の繋がりと絆が人類を救う
クリストファー・ノーラン作品が大好きです。
やっぱりクリストファー・ノーラン作品は面白いですね。
3時間近い作品ですが、最後の最後まで見入ってしまいました。
決して物理学には詳しくないのですが、事細かしい説明は抜きにして、大方理解というか流れが掴めたと思います。
物理学や宇宙工学を専門としている方からしてみると、どうだったのでしょうか?
決して現実が近い将来こうなるとは想像も出来ませんし、予測不能です。しかし、何か空想のファンタジーじゃない現実感を感じれるストーリーとなってました。
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