インターステラーのレビュー・感想・評価
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相手の不在
ストーリーはイノベーティブで、独創的。映像表現は美しく、ダイナミック。ドラマはクリスノーランらしい個の繋がりと価値観。これらはいずれもよく表現されている。
一方、科学的な側面に興味がないと、ストーリーの軸が謎で終わりかねない。
また対峙する相手が不在で、事態の急変が個の葛藤と対応を巻き起こすために、(ダークナイトのような)コントラストによる分かりやすい展開になっておらず、切り替えのない流れをずっと追い続ける視点となる。
これらが、ダイナミックであるにもかかわらず、単調さを感じざるを得ない理由だろう。
しかし科学的な考証にアレルギーがない限り、見て損する映画では決してない。いや見るべきだろう。
映画の本質
よかった
凄い映画ですね〜でも3.5です
ガチガチのSFでいながら登場人物の心の動線、ストーリーも骨太でなかなか見ごたえのある映画というか。こんなものよく作れたものだなぁと思いますが、
一つとても気にくわない。
美術がとっても気にくわない。
他が完璧な分きになる。
宇宙服の汚れがなんだか明らかに筆で汚しました!って感じだったり、氷の星とかも明らかにCGです!(いやまぁわかっちゃいるんですが)って感じで萎える。
高次元な空間も、ワームホールとかのああいうのは気にならないのだけれど、微妙に自分の記憶で補完できるものがこれじゃない感を出しまくっている。
「ターズ」…。かわいいターズもだ…。
ターズかわいいしデザインもいいけど、関節甘すぎだろ…すぐに壊れそうだ…儚い。
ビジュアルからくる壮観さと言うものが期待してたほどなく残念なところがあったので3.5です。
SF好きじゃないからな。。。
SFだけどSFじゃない
こういう
近未来モノとか宇宙モノとか
いわゆるSFってあまり好きなジャンルではないけど、
この映画は別でした。
ストーリーの流れ的には
地球に住めない→宇宙行く→問題発生
→ギリセーフ→また問題発生→ギリセーフ
→またまた問題発生→主人公活躍してめでたし
っていうありきたりなものです。
しかし!
他の作品と違ってこの映画では
"登場人物たちの心理状態に焦点を当てている"
という特徴があります。
宇宙空間と地球上での時差の問題だったり、
通信不良で一方通行なメッセージだったり、
この表現力にはその都度心を抉られました。
そのお陰もあってか、
かなり長めの本編時間も苦ではなかったし、
ストーリーに没頭することができました。
(ただ、トイレ我慢するのは大変でした)
今はもうレンタルとかも出てると思うし、
1度観てみても良い作品だと思います。
SFというより父娘の物語
劇場鑑賞後もDVDで何度も観返してきた。観る度に新しい理解や解釈もあり、噛めば噛むほど味がでるSF映画の最高傑作だと思う。
キャストも個性的な最強布陣で、複雑な理論をまとめ上げたのは、まさにクリストファーノーランの力量、というよりちゃんとまとめないのがこの監督の狙いなのかも。
酷評している人らはおそらく宇宙物理学を受け入れられないのが出発点じゃないだろうか。相対性理論や量子力学など物理学に馴染みのない人々には難解な内容であったことも確かだろう。普通の映画では回想を使った時間軸の交差を実現するのが、この映画は物理学的な時間の歪みや相違を利用して、あたかも真っ当な現象であるかのように描いている。
2回目に観るとその不慣れな物理の世界観にも慣れてくる。SFというよりも時間を舞台にした2組の父娘の物語。
確かに面白いけど
理解できる人には満点の面白さ
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