「面白かったけど、、アイツなんだよ!!」インターステラー cani tsuyoさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かったけど、、アイツなんだよ!!
公開前から2001年宇宙の旅やゼロ・グラビティなんかと比較されて、高評価を聞いており、かつクリストファー・ノーラン監督作ということで個人的には観なきゃいけない映画の一つでした。
そして実際、宇宙に行く前からすでに楽しい!
宇宙に行ってもテンションも上がる!
そしてブラックホールに入ってからのあの世界のビジュアルショック!
3時間とわりかし長い上映時間も気にならないくらい興奮を維持させる力、没入させる映像的な説得力とかっこよさ!
最初の星でチンタラすんなよ!とかその発車シーンいる?とかツッコミどころは満載なんだけれども、大抵許せるくらいに素晴らしかった。。。んだけど。。。
おい!マット・デイモン(がやってた役)!貴様だよ貴様!
お前の地球一の天才科学者なのかもしれないし、大役を任されているのに何てめえのエゴで色々台無しにするんだよ!!
しかも科学者としてのエゴも徹底していないだろ!!
一応絶望せざる得ない状況になったが、その中でのやるべきことやれよ!
そしてなんだ!?あの下らない喧嘩は?かっこ悪いんだよ!喧嘩の仕方が!宇宙の果てであんなダサいことやってんじゃねーよ!
なんかお前の存在がノイズなんだよ!!
お前のせいでこの映画にいちゃモンつけちまったじゃねーか!
お前が毅然としていれば、意見は違えどマシュー・マコノヒーたちの思想VSマッド・デイモンの思想が人間の思いと科学の対比になってかなりテーマ性もしっかりしたんだぞ!
残念すぎるんだよ!!!
とはいえ相対性理論を知らなくても、色々勉強になる金のかかったノーラン版SF映画を観ることはいいことかと思います。
あとTARSとアン・ハサウェイには同じカテゴリーではないですが萌えました!
そして一番「ノーラン映画観てるなぁ〜」と思ったのはあの土星の野球のシーン!ノーランああいうの好きだよねぇ(俺もだけど)