「映像にした想像力と技術力に、敬礼!」インターステラー 映画イノッチさんの映画レビュー(感想・評価)
映像にした想像力と技術力に、敬礼!
子役のティモシー・シャラメが、当たり前だけど若くて初々しい
当時はまさか3年後『君の名前で僕を呼んで』で話題になり
7年後『DUNE デューン 砂の惑星』の主役で
世界的大ヒットするなんて思ってもいなかったでしょうね
いや~「砂」にまみれてますねぇ
『プラダを着た悪魔』の頃よりは少し●●●だけど
美しいアン・ハサウェイを見るためにこの映画を観てもいいくらい
彼女の出る作品はほとんどラブシーンがないのは事務所の方針?
あの状況の中で、アメリアがなぜ生きていたのかは追求しないけどね
「彼らは、実は僕らだった」・・・そうだったんやぁ 納得
「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる」・・・なるほど
20年以上前に映画『バイオハザード』で描かれたアンブレラ社のウィルス兵器
きっと既にその時点で「起こる可能性」はあったのでしょう
コ◆ナウィルスとして世界を巻き込み起こってしまった(起こしたのか?)事実を想起してしまう
クリストファー・ノーラン作品と言うだけでワクワクするけれど
ワープ時やブラックホール、そして本棚後方での5次元の世界観
土星での空間映像 氷の惑星の表現等は
アカデミー賞で視覚効果賞をとるだけあって見事という他はない
これが10年も前の作品だなんて!!!!!!
クーパーが地球を出発する時、既に危機が迫っていたはずなのに
ほぼトウモロコシだけで23年以上も持ちこたえたのは不思議
その後、地球を復活させるまでにも時間はかかったはずなのに
荒廃した世界に様々な「再生力」が残っていたことも不思議だけど
それらは横に置いておいて
人間のエゴや愛、家族の絆や物理学の知識、宇宙の神秘など
詰め込み過ぎたはずなのに、1つに融合させた素晴らしい映画です
さて、クーパーはアメリアに会うことは出来たのでしょうか