「マット・デイモンが悪いやつなのはとりあえずわかった。」インターステラー タブローさんの映画レビュー(感想・評価)
マット・デイモンが悪いやつなのはとりあえずわかった。
今回観るのは三回目だったが、一回だけでなく、何度も観ることで面白さが増していく映画だとあらためて感じた。
一回目→なんかすごい話…、マット・デイモンが悪いやつなのはわかった。
二回目→少しわかってきたが「特異点」って何だ?マット・デイモンが可哀想な人なのはよくわかった。
三回目→壮大なSF映画だが親子の愛を描いていたのね。マット・デイモンは愛に飢えていたのかもしれない。
こんな感じで理解が進んだ。
観る度に面白くなっていく。
あとハンス・ジマーのスコアが素晴らしい。あの曲を聞くたびに「あ、インターステラーだ…」となり、宇宙の壮大さや未知への恐怖、相対性理論を想起し、普遍的な愛と果てしない闇への絶望が一度に襲ってくる。むしろ怖い。
音楽だけに限らず、この映画は何か怖い。それも果てしなく。
でも、それがこの上なく良いのだ。
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