「五次元からの導き」インターステラー ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
五次元からの導き
・初見2020年9月12日 二度目2024年11月26日
・初見はアマプラ。その時に価値観を反転させられるような感覚になってから好きな映画になった。今回、劇場で観られる機会に恵まれて幸運を感じた。
・身の回りの出来事が、もしかして五次元からのメッセージかもしれないのような気がしてくる。特に本棚から本が落ちたりした時は。それが楽しくなる。
・初見の印象は他の星に来たら時間の流れ、そんなに違うんだっていうのと生きて帰って家族と仲良く暮らせるんだろうと思って観たら、最初の星で一時間で地球は七年っていう度肝を抜かれる時空であっという間に家族が元通りになる事がなくなって絶望的だなぁっていう気持ちになった。のをいまだに憶えていたせいか、二度目の今回はあぁここでそうだったなぁっていう感覚だった。で、板状というべきか棒状というべきなのかロボットがいたなぁっていう。あんなにジョークがきつい感じだったのはすっかり忘れてた。
・本棚の裏側というべきか、そこからメッセージを送っていたシーンがとにかく頭にやきついていて、それを観に行ったようなもんだった。とはいえ二度目だしなって思ったけど涙がボロボロ出てきた。同じような苦労を知らないし、自分には別に娘もいないし家族関係が別にいいわけでも悪いわけでもない(と思う) のに涙が出た。一体なんでなんだろう。
・改めて観て、知らない単語や前提が多々あったのに何であんなに理解している感覚でおよそ三時間も観てられたんだろうと疑問に思った。プランAが移住計画だけかと思ったら、重力の問題を含んでたらしくてそれを解くためにはガルガンチュアの特異点の計測って話になったところはわかった気がするけど、わかって計算して大きな問題が解決したっていう事になっていたけど、一体なにが解決したんだろうと思った。その後ググってわかったのが、重力をコントロールできるようになるための問題が解けないままだったのが解決して宇宙ステーションを製造して打ち上げるというプランって事だった。わからなかった箇所を観返したら思いっきりそういう風に言っていた。そもそも重力をコントロールできるようになるために画策している状況が想像つかなかったのと移住計画とくっついているというのがわかってなかった。どうもぼんやりしていたらしい。というかプランBの映像のインパクトが強くて重力云々の所が記憶に残ってなかった。プランBありきのプランAは建前っていうことだったんだろう。あと初見の時は考えてなかったのが地球はどうなったんだろう。
・劇場で観てたので周りですすり泣いてるようで、泣ける映画ってカテゴリだったんだなと思った。