「作りが丁寧すぎて退屈」インターステラー はーちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
作りが丁寧すぎて退屈
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内容としては今ホットなキーワード【重力場】が題材の映画です。
と言っても、それほど難しい内容ではありません。
相対論の内容を聞きかじっていれば理解できる程度です。
映画の作りとしてはすごく丁寧でした。
作中で出た伏線は必ず回収し、十分すぎるくらい説明もありました。
しかし期待していた絵作りは残念の一言です。
宇宙空間は見たことあるようなデザイン、移住先の惑星もアメリカの郊外で取ったような既視感。
現実にあるものをそのまま貼っただけのように見えました。
もっと想像の先を行く絵作りを期待していたのに…。
ただBH内部と5次元空間の表現だけは、なるほど感があって面白かったです。
あとオトモの箱型ロボットのデザインが秀逸です。(笑)
シナリオに関しては、後半からファンタジーっぽくなるのが残念ですね。
重力波を干渉させて5次元空間から過去にメッセージを送る、ってとこで一気に冷めました。
愛の力ってなんやね…。
まあ、SFが後半ファンタジーになるのは仕方ないですけどね。
正直、全体的に薄味でした。
SF好きなら楽しめますが、それ以外の人には退屈でしょう。
一緒に見た人も似たようなこと言ってました。
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