ベルリンファイルのレビュー・感想・評価
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一言「さすがだわ!」
正直に言おう。
アジア系(韓国)の俳優さんは、顔や名前の区別が、つかないんです私。
今回もどうやら朝鮮半島の、北と南のスパイ話なのはわかったけど。
どっちがどっち?→20分経過。
ですが段々、わかってきてから面白くなった。
北のスパイと、南のスパイがベルリンで起こす騒動。
スパイ物らしい情報の搾取や、アイテムがグッとくるし。
「どっちの味方?誰が一番悪いやつ?」とハラハラドキドキ。
こんなセリフが。
「言葉はわかるのに、話がわからない」。北と南の断裂が垣間見れる。
PG12でガンファイトもアクションも、アッパレすぎて脱帽。
ラストは思わすお口あんぐり状態でしたよ。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「最も信頼できる人が、最も疑わしい」
シリーズ化希望
北朝鮮と韓国、ロシア・アラブ・イスラエルも絡み、
ベルリンで大アクション、なんだが、
ベルリンがそーゆー闇取引の盛り場であることと、
北朝鮮は欧州各国と国交があり大使館があることを、
知っておいた方がすんなり話に入っていけると思う。
企み、裏切り、暗躍、謀略の中で揺さぶられる人物達は、
結局はその裏の国家の理念、「国際常識」に翻弄される。
登場国、人物が立て続けに出てきてパニックになりそうになるが、
我慢して最後まで観てればちゃんと謎解きしてくれます。
それですっきりしないのがやはり韓国映画。
今回結論はハッキリしてるんだが、
その結論の虚しさは、スパイ映画ならでは。
でもラストはテンション上がって終わったから良かったけどね。
しかし韓国映画の武器を使ったアクションは、
何故こうも格好いいのか。徴兵制度は伊達じゃない。
それだけじゃなくて、主演ハジョンウ。
「アジョシ」のウォンビンくらい、惚れてまいそうだった。カッケー!
「チェイサー」の殺人犯の面影はまるで無く別人。
久々のハンソッキュ。老けたね。
ハジョンウの奥さん役のチョンジヒョンには、
役が地味すぎて途中まで気付かなかった。
妙に可愛いな、と思ったら「猟奇的な彼女」でした。
役者の中で一番目を奪われたのは、
ハジョンウの弟分役、リュスンボム。
この人いいね、良い意味で香川照之っぽい。顔も含め。
このリュスンボム主演で「容疑者X」韓国リメイクしてるらしいです。
#ベルリンファイル 再見。東洋人のアクションは痛そうだ。はぐれ者凄...
#ベルリンファイル
再見。東洋人のアクションは痛そうだ。はぐれ者凄腕スパイの出現に充分な動機を与えた成功作。複雑で早く筋はよく分からぬが。にしても #ハンソキュ 出演作はヒロインに厳しい。大好きだ。
#ハジョンウ >( #大鶴義丹 + #坂上忍 )÷2
#リュスンボム > #岸谷五朗
#eiga #映画
繊細な演技からドロップキックまで盛り込んだエモーショナルな力作
韓国国家情報院のジンスは、ベルリン市内のホテルで行われるアラブ系組織と北朝鮮諜報員による武器取引の情報を入手、部下と共に現場に張込んで突入のタイミングを盗聴しながら見計らっている最中にモサド工作員が現場を急襲、ジンスらは諜報員を逃してしまう。諜報員は情報局のデータベースに全く手ががりのない男、通称”幽霊”。北朝鮮では”英雄”と呼ばれる諜報員ジョンソンは韓国側に情報が漏れていたことに不安を抱く。そこに北朝鮮大使館の通訳官を務めている妻ジョンヒに二重スパイ疑惑があることを彼女の上司から知らされ愕然とする。ジンス達の追跡をかわしながら独自の調査を始めたジョンソンは自分と妻、さらには宿敵ジンスまでも飲み込む巨大な陰謀に一歩一歩近づいていく。
北朝鮮の政情や各国間の力関係を巧みに織り込みながらイデオロギーを超えて団結する男同士の友情や慎ましやかな夫婦愛といったものを最小限のセリフ、微かな表情や瞬間的に挿入される風景等で丁寧に描写。それでいて超至近距離での銃撃戦&格闘から暗視スコープ越しの狙撃、韓流お約束のドロップキックまでバラエティに富んだ活劇も抜かりなし。実にエモーショナルな力作でした。
アクションシーンが良い
韓国は現在進行形で北と諜報活動が激しいので、こういったスパイものがリアルに感じる。また、この手の作品は制作側も慣れているのか全体的に良く出来ていると感じた。
なぜだかしっくりこない
韓国のスパイものはあんまり見ないけど、これは結構良かった!
あいかわらず複雑な人物関係だけど、ごっちゃごっちゃでもなく、またボーンっぽいアクションが散らばってて飽きない。
殺し屋が家に侵入してきたシーンはかなり良かった!
でも外人役と主人公が迫力なかった、見てて疲れた、テンポが悪かったのでしっくりきませんでした。
防諜物の作品としては評価できるが・・・
のっけから何だが、
私は、チョン・ジヒョンの大ファンである。
ドラマも含め過去作品は全て見ているし、
いまだに「猟奇的な彼女」は時々みます。
彼女はラブロマンスが似合うんだけどなあ。
「僕の彼女を紹介します」「イルマ―レ」いい作品です。
でもサスペンス物の「デイジー」は韓国でしか
受けなかったし、初ホラーの「4人の食卓」もいまいち。
「ラスト・ブラッド」に至ってはハリウッド作品としては
大コケとなり彼女自らが望むのか事務所のせいなのか?
キャスティングに合っていない役が多いです。
「10人の泥棒」はちょっとコメディーチックでもあり
彼女の良さが出てましたね。
最新作の「星から来た男」は定番のラブストリーなので
文句無しです。
長々と書きましたこの作品では彼女の良さが出ていません。
北朝鮮のベルリン大使館の職員でもあり、
男性の接待も指示され国に忠誠を誓う母であり、妻。
もう少し感情の出る役の方が良かった気がします。
チョン・ジヒョンのキャスティングは納得いきませんが
作品自体はいい出来でした。
スパイがらみの防諜物としてはアクション、ストーリー性
全てにおいて満足できました。
何となくですが韓国防諜ドラマ「アイリス」に作りが
良く似ていますね、特に音楽。
間違っても「ジェイソン・ボーン」シリーズには
及びませんけど。
良いんだけど…
終始暗いトーンで綴られる、北朝鮮版スカイフォール(最後の対決のシークエンスとかね)?
相当なレベルにあるとは思うんだけど、何故か食い足りない感じがするのは折角のヒロインが活かし切れてないからかな。
けっこうよかった
渋いアクションがとにかくリアルに痛そうでよかった。別の場所で起こっているアクションを同時進行で描くのもとてもスリリングだった。
しかし、スパイのサスペンス的な内容が複雑でよく分からなかった。そんなに複雑にする必要があるのかと思った。登場人物も暗くて人間味が薄くて好きになれず、どうでもいいとしか思えず、アクション以外の場面は眠くなった。
韓国版ボーンシリーズか。
内容的にエスピオナージとは行きません。
殴り合いも、2年前以前の韓国特融の痛さが、観客に伝わりません。そこが好きなんですが・・・
外人役の出演者をもう少し質の高い俳優にして欲しい、昔の日本映画に出てくる、外人と同レベル。予算の関係何でしょうが、そうならベルリンでは無くて、中近東・東ヨーロッパを舞台にした方が、より派手な戦闘場面が製作出来たかも知れません。
なぜか、日本を含めアジア人主演でヨーロッパロケの作品は落ちる。
何が足らないのか、未だに私は理解できません。
本作品は、妻の悲哀が良く出ているのですが、そこに至る夫婦の日常が薄い。淡々と描写しているとも言えず、惜しい気がします。
平行して大使の単独シーンも入れるべきでしょうね。
変にボーンシリーズを意識したような箇所が散見されもったいない気がしました。
目まぐるしく絡み合うスパイたち
テンポ良く一気に観ることが出来た。
目まぐるしく交差する登場人物、誰が味方で敵なのか?やはり相関図を予め頭に入れておいたほうが解りやすいだろう。
ただ謎解きがメインの映画ではない。
話の中盤あたりで黒幕は明かされ、逃走劇になり追手との攻防になり、夫婦の絆の話になり、復習劇のように終わる。
いろんな国の食材をギュッと詰め込んだ幕の内弁当のようで、なんかワケわかんないけどスゴいなって感じ。
キム・ジョンウンって名前が出てくると、タイムリーだしリアリティーが増す感じがしますね。
何回も観ると新しい発見があるかもしれない映画のような気がする。
慟哭、呆然、涙。
この映画を見る動機になったのは、女優「チョン・ジヒョン」に興味を持ったからである。彼女、先日見た「10人の泥棒たち」に出演。その後、結婚を経て、この「ベルリンファイル」に出演したから・・・という単純な理由から始まった。
自分がシアターで見た「ベルリンファイル」感想を書いてみたい。
妻である、リョン・ジョンヒ(チョン・ジヒョン)の身になってみれば、夫は、北朝鮮で最優秀スパイであるが、その仕事に埋没し家庭をかえりみない現実が、一人目の息子を餓死させてしまった。そして、自分は、ベルリンの北朝鮮大使館の通訳という職責だが、実は、スパイとして交渉国の「性の接待」もする悲しい役目をするのだ。
それを、知っているのか知らないのかわからない夫婦生活をベルリンで営みながら、二人目の子供を妊娠する。しかし、北朝鮮の特権階級、すなわち軍参謀とその息子の、巧妙に仕組まれた逆スパイの嫌疑をかけられ「逃亡者」とならざるを得なくなる、ギリギリまで夫婦は追い詰められ、妻は、捕らわれの身になるのだ。彼女を、奪還すべく、単身アジトへ乗り込んだのだが・・・。
そこに、ハン・ソッキュ演じる韓国の情報員の力を借りなければ、奪還できないどん詰まりの状況に追い込まれる。ハン・ソッキュの演技も秀逸だが、主人公のハ・ジョンウの怒りに燃えた敵とのハードアクションは見応えがありすぎだ。
そして、妻を奪還するのだが、悲劇的な結末を迎えることになる。何故、彼女が死んでいかなくてはならないのか? そこに、この映画の非情なストーリーが描きだされている。
まさに「スパイ・スパイアクション映画」の核の部分が描き出されている秀逸な映画である。でも、まだ見ぬ子供と一緒に死んでいった妻を泣きながら抱きかかえ、一面枯れた葦の中、既に冷たくなった彼女を背負いながら、それでも死んだ事実を信じられず疾走して行く主人公、その女性が北朝鮮のスパイであるが、まさか、ゴーストの妻とは、知らなかったハン・ソッキュの呆然とした目、チョン・ジヒョンが、悲しくも美しい妻だからこそ、最後の結末に観客の皆さんも涙することと思うのだが・・・・。
緊張感もアクションシーンもピカイチ!
全編緊張感みなぎる、おまけにすごいアクションシーン連発の腹満腹映画でした。
なんせ主人公のビが一度も笑顔を見せないくらいピーンと四六時中緊張感が張り詰めているのです。
まずは人間相関図を少し知識つけてみたほうがすんなりのめり込めるかも。
人間関係が複雑過ぎて‘?’が頭をよぎりながら見る羽目になっちゃいました。
そんなでも、ラストまでグイグイ見つ続けられましたよ。
しかし、スパイって、ほんとにこんなに陰謀渦巻く世界なのかな。そうなんだろうな〜、すごい。
ラスト間近の攻防戦も見ごたえタップりだったし、南北の友情関係、期待をもたせるラストシーンといい、とにかく面白かったです。
迫力あるシーンの連続
始めからストーリーの展開が早く、登場人物も多いので
誰が北朝鮮で、韓国で、と話がちょっとわかりにくいのですが
観ているうちに、色々な人物はつながって、
細かくストーリー展開やアクションも盛りだくさんにあるので
見終わった後は、もうお腹いっぱい状態で、見応え十分です。
ハ・ジョンウが、いいですね。
ちょっと甘い感じがする彼が、すっかりハードボイルドで、孤高な感じが似合っています。
リョン・ジョンヒのはかなげな感じもいいなぁ。。。
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