ベルリンファイルのレビュー・感想・評価

ベルリンファイル

劇場公開日 2013年7月13日
19件を表示 映画レビューを書く

韓国国家情報院のジンスは、ベルリン市内のホテルで行われるアラブ系組... ネタバレ

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韓国国家情報院のジンスは、ベルリン市内のホテルで行われるアラブ系組織と北朝鮮諜報員による武器取引の情報を入手、部下と共に現場に張込んで突入のタイミングを盗聴しながら見計らっている最中にモサド工作員が現場を急襲、ジンスらは諜報員を逃してしまう。諜報員は情報局のデータベースに全く手ががりのない男、通称”幽霊”。北朝鮮では”英雄”と呼ばれる諜報員ジョンソンは韓国側に情報が漏れていたことに不安を抱く。そこに北朝鮮大使館の通訳官を務めている妻ジョンヒに二重スパイ疑惑があることを彼女の上司から知らされ愕然とする。ジンス達の追跡をかわしながら独自の調査を始めたジョンソンは自分と妻、さらには宿敵ジンスまでも飲み込む巨大な陰謀に一歩一歩近づいていく。
北朝鮮の政情や各国間の力関係を巧みに織り込みながらイデオロギーを超えて団結する男同士の友情や慎ましやかな夫婦愛といったものを最小限のセリフと微かな表情や瞬間的に挿入される風景等で丁寧に描写。それでいて超至近距離での銃撃戦&格闘から暗視スコープ越しの狙撃、韓流のお約束のドロップキックまでバラエティに富んだ活劇も抜かりなし。実にエモーショナルな力作でした。

よね
よねさん / 2018年5月19日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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アクションシーンが良い

韓国は現在進行形で北と諜報活動が激しいので、こういったスパイものがリアルに感じる。また、この手の作品は制作側も慣れているのか全体的に良く出来ていると感じた。

佐ぶ
佐ぶさん / 2016年5月12日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  興奮
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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なぜだかしっくりこない

韓国のスパイものはあんまり見ないけど、これは結構良かった!

あいかわらず複雑な人物関係だけど、ごっちゃごっちゃでもなく、またボーンっぽいアクションが散らばってて飽きない。
殺し屋が家に侵入してきたシーンはかなり良かった!

でも外人役と主人公が迫力なかった、見てて疲れた、テンポが悪かったのでしっくりきませんでした。

コミューズ
コミューズさん / 2015年10月4日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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防諜物の作品としては評価できるが・・・

のっけから何だが、
私は、チョン・ジヒョンの大ファンである。
ドラマも含め過去作品は全て見ているし、
いまだに「猟奇的な彼女」は時々みます。

彼女はラブロマンスが似合うんだけどなあ。
「僕の彼女を紹介します」「イルマ―レ」いい作品です。
でもサスペンス物の「デイジー」は韓国でしか
受けなかったし、初ホラーの「4人の食卓」もいまいち。
「ラスト・ブラッド」に至ってはハリウッド作品としては
大コケとなり彼女自らが望むのか事務所のせいなのか?
キャスティングに合っていない役が多いです。
「10人の泥棒」はちょっとコメディーチックでもあり
彼女の良さが出てましたね。
最新作の「星から来た男」は定番のラブストリーなので
文句無しです。

長々と書きましたこの作品では彼女の良さが出ていません。
北朝鮮のベルリン大使館の職員でもあり、
男性の接待も指示され国に忠誠を誓う母であり、妻。
もう少し感情の出る役の方が良かった気がします。

チョン・ジヒョンのキャスティングは納得いきませんが
作品自体はいい出来でした。
スパイがらみの防諜物としてはアクション、ストーリー性
全てにおいて満足できました。
何となくですが韓国防諜ドラマ「アイリス」に作りが
良く似ていますね、特に音楽。
間違っても「ジェイソン・ボーン」シリーズには
及びませんけど。

としぱぱ
としぱぱさん / 2015年8月11日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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スパイって大変

予告編で興味を持ち鑑賞。
南北朝鮮間のスパイアクションか、ぐらいの軽い気持ちで観てみたら、意外と複雑なストーリー展開。

主人公の北朝鮮工作員と韓国の国家情報院要員はもちろん、CIAやモサドなど、登場人物も多く、物語を完璧に把握するにはもう一回観る必要がありそうだが、なんとなくは理解できながら観れたと思う…

なにより自分はアクション好きなもので、韓国映画のアクションはクオリティが高く、リアルで好きだ。この映画でもそこは楽しめた。

ボーン・シリーズを思わせる感じは確かにあるが、これはこれでいいと思う。

Ⅳ-ヨン-
Ⅳ-ヨン-さん / 2014年11月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:-
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韓国版ジェイソン・ボーンになるのか? ネタバレ

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北朝鮮との緊張関係がリアルに現在進行形なので、韓国ではこういう作品が成立する。
ただ、今作ではそこにCIA、モサド、ロシア、反帝国主義のアラブまで登場するので、話が(少なくとも私のボンクラな頭には)分かりにくくて仕方ない。
もっと脚本が整理されていて、ストーリーを理解させるために台詞が効果的に使われていれば…。
アジアの映画が海外を舞台にした時のどうしようもない違和感はそれ程感じないし、アクションにも工夫が凝らされているし、スピード感もテンポもいい。
だからこそ、反帝国主義の分かりにくさが勿体無く感じる。

冒頭から続編への意欲を感じるラストまで、
観れば観るほどハリウッド映画の“ジェイソン・ボーン”シリーズを意識しているようだが、本家に近づけるのか、楽しみではある。
是非、ハン・ソッキュも続投で!

arakazu
arakazuさん / 2014年8月5日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  興奮
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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コリアンスパイインベルリン

シュリの人✖︎悲しい獣の人✖︎チョンジヒョン。悲しい獣の人が凄く北朝鮮っぽいくて良い。勿論同じ朝鮮人なんだから、顔、骨格に差はないはずなのだけれど、北朝鮮らしい無骨さはあって、やたら体が頑丈な感じ、骨何本か折れても動ける感じ。大抵この手のアジア人の白人圏ロケ地ものは見てられない恥ずかしさがつきまとうのだけれど、これは成功している気が。あまりベルリンらしさは感じないのだけれど。

ssspkk
ssspkkさん / 2014年3月30日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  楽しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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韓国映画の本気 ネタバレ

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他の方もおっしゃってるとおり、韓国版ボーン・アイデンティティなのですが本家と肩を並べるほど面白い。

緊張感ある展開と、重厚なストーリーにしびれました。
こうバチバチくる感じが良かったですね。
主演の役者も渋くてかっこいい。

特に評価できるのはやっぱりアクションでしょうか。
拳銃好きの心を上手くくすぐった銃撃戦はリアルで迫力満点。肉弾戦では『カジノロワイヤル(06)』などの泥臭い格闘を数倍激しくした感じで素晴らしかったです。

登場するキャラクターも魅力的でイイと思います。

最近観たアクション映画のなかで一番面白かったです。

もん
もんさん / 2014年2月28日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  悲しい 興奮 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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良いんだけど…

終始暗いトーンで綴られる、北朝鮮版スカイフォール(最後の対決のシークエンスとかね)?
相当なレベルにあるとは思うんだけど、何故か食い足りない感じがするのは折角のヒロインが活かし切れてないからかな。

ぱんちょ
ぱんちょさん / 2013年11月12日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 興奮
  • 鑑賞方法:VOD
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けっこうよかった

 渋いアクションがとにかくリアルに痛そうでよかった。別の場所で起こっているアクションを同時進行で描くのもとてもスリリングだった。

 しかし、スパイのサスペンス的な内容が複雑でよく分からなかった。そんなに複雑にする必要があるのかと思った。登場人物も暗くて人間味が薄くて好きになれず、どうでもいいとしか思えず、アクション以外の場面は眠くなった。

古泉智浩
古泉智浩さん / 2013年10月8日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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最高!

リュ・スンワン最高です!
ハ・ソッキュはもちろん、なんといってもハ・ジョンウがすごい!
前半から中盤までは、関係性等わかりにくいところはあるけど、
ちょうど真ん中あたりで黒幕というか一番悪党が判明してからの後半は
怒涛のアクションに悶絶!
韓国映画はやはり質が良いなー!
オススメです!

そーた
そーたさん / 2013年8月10日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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韓国版ボーンシリーズか。

内容的にエスピオナージとは行きません。
殴り合いも、2年前以前の韓国特融の痛さが、観客に伝わりません。そこが好きなんですが・・・
外人役の出演者をもう少し質の高い俳優にして欲しい、昔の日本映画に出てくる、外人と同レベル。予算の関係何でしょうが、そうならベルリンでは無くて、中近東・東ヨーロッパを舞台にした方が、より派手な戦闘場面が製作出来たかも知れません。
なぜか、日本を含めアジア人主演でヨーロッパロケの作品は落ちる。
何が足らないのか、未だに私は理解できません。

本作品は、妻の悲哀が良く出ているのですが、そこに至る夫婦の日常が薄い。淡々と描写しているとも言えず、惜しい気がします。
平行して大使の単独シーンも入れるべきでしょうね。
変にボーンシリーズを意識したような箇所が散見されもったいない気がしました。

白髪のおっちゃん
白髪のおっちゃんさん / 2013年7月31日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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トゥーマッチ ネタバレ

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主演のハ・ジョンウさんは『チェイサー』、『哀しき獣』、『依頼人』と出ている映画がだいたい面白かったので期待して観に行った。

南北朝鮮、CIA、モサドが入り乱れての諜報戦で最初は誰が何をしているのか分かり辛かったが、主人公の奥さんにスパイ容疑がかけられるあたりから俄然面白くなった。

アクションシーンがどれも凄まじく、特に自宅から逃げるシーンはあまりにもトゥーマッチすぎて大爆笑した。作り手の執念を感じた。

主人公は北朝鮮のエリート諜報員なのだが2年前に子供を餓死させてしまっているところとかちょっと辻褄が合わないし必要以上に不幸な感じがしてしまった。

ラストで奥さんが死んでしまうのは『ボーンスプレマシー』的な続編への布石かと思ったが、監督がインタビューで続編はないと言ってるらしくそれなら殺さなくてもよかったのにな~と思ってしまった。お腹を撃たれてしまうのもやりすぎな気がした。

タニー
タニーさん / 2013年7月29日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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おさる。 ネタバレ

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鑑賞前は期待していたものの、蓋を開けたらいつものテイスト。
といった感じで、舞台をベルリンに設定しキャストを豪華にした
以外は、いつものスパイアクションという描き方に終始している。
実際にこんなことが行われていることが分かっているだけに、
リアルな緊迫感や諜報員の家族の人生苦を思うことはしきりだが、
初めて観た時の驚きが薄くなっているせいで怖さも半減している。

久々に観たハン・ソッキュ、顔は相変らず好きではないが(失礼!)
演技力は大したもの。ただ今回はずいぶん脇に回って地味な役。
主役のハ・ジョンウも常に追われているような役柄が多いだけに、
緊迫感が顔にアリアリと書いてある。
紅一点のアイドル妻チョン・ジヒョンも、相変らずキレイなんだけど
今回は随分と可哀想な役回り。
というわけで、やっているのはド派手なアクションなんだけど、
感情移入できるキャラクターが存在しない辛い本作。
所詮日本人には分からないよ、これは。といわれれば仕方ないが、
掘り下げ方も甘いし、同じような銃撃シーンが延々と続く後半では
ほとんど飽きてしまう。
ただ唯一面白かったのは、敵となる後輩のトン・ミョンスを演じた
リュ・スンボムの顔と醜態(失礼)に、ほぼ出ずっぱりのアクション。
登場するなり彼の顔が「おさる」に見えてしまった私には、
全編に渡って、おさるが喋って演じているとしか思えず…苦笑い。
なんて面白い顔なんだろうか(双方の方に対して本当にすいません)
あんな顔なのに(失礼!)動きも台詞も完璧で不気味、
最後のろくでもない銃撃戦まで彼の動きが大半を占めてしまう今作。
前述のスター御三名が霞んでしまうほどの名演技を魅せてくれる。

実際にベルリンというところは、北にとって最重要拠点だったらしい。
そんな歴史背景を知ってから観れば、もう少し楽しめるかもしれない。
外国で撮影を頑張った映像美は堪能できるが、ドラマ面は斬新に
仕上がっていないので、最後を予期しながら安心して観ていられる。

(ハイヒールで窓伝いに逃げる…っていう、使い古されたドキドキ感v)

ハチコ
ハチコさん / 2013年7月29日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 怖い 単純
  • 鑑賞方法:映画館
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目まぐるしく絡み合うスパイたち

テンポ良く一気に観ることが出来た。

目まぐるしく交差する登場人物、誰が味方で敵なのか?やはり相関図を予め頭に入れておいたほうが解りやすいだろう。
ただ謎解きがメインの映画ではない。
話の中盤あたりで黒幕は明かされ、逃走劇になり追手との攻防になり、夫婦の絆の話になり、復習劇のように終わる。

いろんな国の食材をギュッと詰め込んだ幕の内弁当のようで、なんかワケわかんないけどスゴいなって感じ。

キム・ジョンウンって名前が出てくると、タイムリーだしリアリティーが増す感じがしますね。

何回も観ると新しい発見があるかもしれない映画のような気がする。

harukita
harukitaさん / 2013年7月21日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  興奮 知的 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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韓国映画が従来の枠組みを超えて世界に羽ばたこうとしている ネタバレ

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 北朝鮮と韓国のスパイ戦を、ベルリンを舞台に描くところが新鮮。ベルリンとは冷戦時代に各国のスパイが暗躍した、いわばスパイアクションの象徴ともいえる場所。そこを舞台に選んだこと自体、韓国映画が従来の枠組みを超えて世界に羽ばたこうとしている決意の表れではないかと思えました。その証拠に冒頭のスリリングで息詰まる展開から、一気に、複数の国の諜報機関が入り乱れ、複雑で多彩な国家間の関係を見せつけるのです。特に冒頭で、北朝鮮の秘密工作員のジョンソンがロシア人ブローカーを介してアラブ系組織に新型ミサイルを売ろうとしている武器取引の現場を韓国国家情報院のすご腕エージェントであるジンスが監視し、いざチームで突入しようとしていたシーンでは、いきなりイスラエルの情報機関モサドが侵入してきて、銃撃戦となりジョンソンをとり逃がしてしまうのです。
 これまでの南北対立をテーマにしてきた韓国映画では、モサドが邪魔してくるなんてあり得ない設定でした。どうして、なぜと思っているうちに、CIAまで登場してきて、それぞれの国の諜報員が、それぞれの国の国益を担って、入り乱れていく導入部になっていたのですね。
 韓国映画を国際的な配給マーケットに押し上げた「シュリ」から早いもので14年。その間でも韓国のアクション映画は、スリル満点のド派手な演出で常に注目はされてきました。しかし、舞台としてはあまり朝鮮半島を出ることはなかったと思います。
 ところが本作では、ベルリンで大規模ロケを敢行し、そこを舞台に世界各国の思惑も絡み合う濃密にして予想不可能な展開までに、大風呂敷を広げたことが特筆すべきことでしょう。カーチェイスや切れのいいアクションも見せて、007シリーズのようなワールドワイドで評価されるようなスパイ映画が登場するのも時間の問題かなと思えたほどでした。もとい!本作でも明らかにハリウッドと肩を並べる領域に達したことを実感した次第です。
 さらに脚本が今の北朝鮮の政治情勢が盛り込まれていて、一段とリアルティを感じさせてくれました。本作の台本執筆中に金正日総書記が死亡したことで、急遽三男・正恩氏へ政権移譲されたことなど、現在の北朝鮮情勢が反映したそうなのです。

 後半は、ジョンソンの妻に二重スパイの嫌疑がかけられて、祖国から追われる命がけの逃亡劇に変わっていくという従来の南北関係や北朝鮮内部の抗争劇に収斂してしまうところはやや残念なところ。でも、そのぶん国家や社会に翻弄される男女が描かれることで、韓国映画らしい涙腺にたたみ掛ける刹那が描かれていくのです。アクション重視のハリウッドのスパイ映画では知的好奇心が満たされず物足りない人には、満足できる人間ドラマに仕上がっているのではないでしょうか。逃げるジョンソンの必死感も伝わってきて、緊迫感ある逃亡劇となったことをぜひ見て欲しいと思います。ジョンソン役のハ・ジョンウはなかなかいい演技でした。意外と痛切なラブストーリーなんですね。またネタバレを避けて詳しくは書きませんがあることで、ジョンソンと対立するスパイたちとの国家の垣根を越えた友情を見せるところでもホロリとさせられました。

 但し、次から次に登場する設定と登場人物の多さに面喰らう場面もありました。まぁ何とか置いてけぼりをくらわず、ついていきました。もう一回見るときっともっとどんな話だったか得心できることでしょう。なので、なるべく映画サイトで予習していかれることをお勧めします。

流山の小地蔵
流山の小地蔵さん / 2013年7月19日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 怖い 興奮
  • 鑑賞方法:試写会
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慟哭、呆然、涙。

この映画を見る動機になったのは、女優「チョン・ジヒョン」に興味を持ったからである。彼女、先日見た「10人の泥棒たち」に出演。その後、結婚を経て、この「ベルリンファイル」に出演したから・・・という単純な理由から始まった。

自分がシアターで見た「ベルリンファイル」感想を書いてみたい。

妻である、リョン・ジョンヒ(チョン・ジヒョン)の身になってみれば、夫は、北朝鮮で最優秀スパイであるが、その仕事に埋没し家庭をかえりみない現実が、一人目の息子を餓死させてしまった。そして、自分は、ベルリンの北朝鮮大使館の通訳という職責だが、実は、スパイとして交渉国の「性の接待」もする悲しい役目をするのだ。

それを、知っているのか知らないのかわからない夫婦生活をベルリンで営みながら、二人目の子供を妊娠する。しかし、北朝鮮の特権階級、すなわち軍参謀とその息子の、巧妙に仕組まれた逆スパイの嫌疑をかけられ「逃亡者」とならざるを得なくなる、ギリギリまで夫婦は追い詰められ、妻は、捕らわれの身になるのだ。彼女を、奪還すべく、単身アジトへ乗り込んだのだが・・・。

そこに、ハン・ソッキュ演じる韓国の情報員の力を借りなければ、奪還できないどん詰まりの状況に追い込まれる。ハン・ソッキュの演技も秀逸だが、主人公のハ・ジョンウの怒りに燃えた敵とのハードアクションは見応えがありすぎだ。

そして、妻を奪還するのだが、悲劇的な結末を迎えることになる。何故、彼女が死んでいかなくてはならないのか? そこに、この映画の非情なストーリーが描きだされている。

まさに「スパイ・スパイアクション映画」の核の部分が描き出されている秀逸な映画である。でも、まだ見ぬ子供と一緒に死んでいった妻を泣きながら抱きかかえ、一面枯れた葦の中、既に冷たくなった彼女を背負いながら、それでも死んだ事実を信じられず疾走して行く主人公、その女性が北朝鮮のスパイであるが、まさか、ゴーストの妻とは、知らなかったハン・ソッキュの呆然とした目、チョン・ジヒョンが、悲しくも美しい妻だからこそ、最後の結末に観客の皆さんも涙することと思うのだが・・・・。

K_sumio
K_sumioさん / 2013年7月17日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 興奮 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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緊張感もアクションシーンもピカイチ!

全編緊張感みなぎる、おまけにすごいアクションシーン連発の腹満腹映画でした。
なんせ主人公のビが一度も笑顔を見せないくらいピーンと四六時中緊張感が張り詰めているのです。
まずは人間相関図を少し知識つけてみたほうがすんなりのめり込めるかも。
人間関係が複雑過ぎて‘?’が頭をよぎりながら見る羽目になっちゃいました。
そんなでも、ラストまでグイグイ見つ続けられましたよ。
しかし、スパイって、ほんとにこんなに陰謀渦巻く世界なのかな。そうなんだろうな〜、すごい。
ラスト間近の攻防戦も見ごたえタップりだったし、南北の友情関係、期待をもたせるラストシーンといい、とにかく面白かったです。

peanuts
peanutsさん / 2013年7月15日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  興奮 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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迫力あるシーンの連続

始めからストーリーの展開が早く、登場人物も多いので
誰が北朝鮮で、韓国で、と話がちょっとわかりにくいのですが

観ているうちに、色々な人物はつながって、
細かくストーリー展開やアクションも盛りだくさんにあるので
見終わった後は、もうお腹いっぱい状態で、見応え十分です。

ハ・ジョンウが、いいですね。
ちょっと甘い感じがする彼が、すっかりハードボイルドで、孤高な感じが似合っています。

リョン・ジョンヒのはかなげな感じもいいなぁ。。。

kurikuri
kurikuriさん / 2013年7月14日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 興奮
  • 鑑賞方法:試写会
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