「韓国版ジェイソン・ボーンになるのか?」ベルリンファイル arakazuさんの映画レビュー(感想・評価)
韓国版ジェイソン・ボーンになるのか?
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北朝鮮との緊張関係がリアルに現在進行形なので、韓国ではこういう作品が成立する。
ただ、今作ではそこにCIA、モサド、ロシア、反帝国主義のアラブまで登場するので、話が(少なくとも私のボンクラな頭には)分かりにくくて仕方ない。
もっと脚本が整理されていて、ストーリーを理解させるために台詞が効果的に使われていれば…。
アジアの映画が海外を舞台にした時のどうしようもない違和感はそれ程感じないし、アクションにも工夫が凝らされているし、スピード感もテンポもいい。
だからこそ、反帝国主義の分かりにくさが勿体無く感じる。
冒頭から続編への意欲を感じるラストまで、
観れば観るほどハリウッド映画の“ジェイソン・ボーン”シリーズを意識しているようだが、本家に近づけるのか、楽しみではある。
是非、ハン・ソッキュも続投で!
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