劇場公開日 2013年7月13日

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「防諜物の作品としては評価できるが・・・」ベルリンファイル としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0防諜物の作品としては評価できるが・・・

2015年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

のっけから何だが、
私は、チョン・ジヒョンの大ファンである。
ドラマも含め過去作品は全て見ているし、
いまだに「猟奇的な彼女」は時々みます。

彼女はラブロマンスが似合うんだけどなあ。
「僕の彼女を紹介します」「イルマ―レ」いい作品です。
でもサスペンス物の「デイジー」は韓国でしか
受けなかったし、初ホラーの「4人の食卓」もいまいち。
「ラスト・ブラッド」に至ってはハリウッド作品としては
大コケとなり彼女自らが望むのか事務所のせいなのか?
キャスティングに合っていない役が多いです。
「10人の泥棒」はちょっとコメディーチックでもあり
彼女の良さが出てましたね。
最新作の「星から来た男」は定番のラブストリーなので
文句無しです。

長々と書きましたこの作品では彼女の良さが出ていません。
北朝鮮のベルリン大使館の職員でもあり、
男性の接待も指示され国に忠誠を誓う母であり、妻。
もう少し感情の出る役の方が良かった気がします。

チョン・ジヒョンのキャスティングは納得いきませんが
作品自体はいい出来でした。
スパイがらみの防諜物としてはアクション、ストーリー性
全てにおいて満足できました。
何となくですが韓国防諜ドラマ「アイリス」に作りが
良く似ていますね、特に音楽。
間違っても「ジェイソン・ボーン」シリーズには
及びませんけど。

としぱぱ