「至高のゲイムービー。」ラッシュ プライドと友情 三遊亭大ピンチさんの映画レビュー(感想・評価)
至高のゲイムービー。
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「RUSH プライドと友情」見ました。おもしれー、てか男臭くてたまんねぇー。
とにかく2人のキャラクターがホントにかっこいい。
無名の2人が世界のトップにのし上がる過程が素晴らしく爽快だし、どうして2人がトップまで駆け上がる事が出来たかという理屈もしっかりしている。実話だけあって、ストーリーとしては少しも可笑しいと思う所がない素晴らしい脚本でもある。
冷静で才気に満ち、それでいて強気な一流の勝負師であるニキと、ニキとは対照的に好戦的で命も惜しまない鉄砲玉のようなハント。このバランスも良い。こーゆーライバル関係を扱った映画だと、一方は好きだけどもう一方は嫌いとか、どちらかが悪役的な立ち振る舞いだったりするけど、お互い嫌味な所はありながらしっかり尊敬し合ってるのが伝わるし、両者とも好きにならずにはいられない。
ド派手なカーアクションを排した作りも、キャラクターを引き立てる上で重要だったとも考えたい。
ハントを演じたヘムズワーズは、この為にかなり体を作ったんでしょうか?マイティ・ソーの時のガチムチボディが、スリムなレーサーマッチョになっている。この変わりっぷり
は恐れ入りました。すごすぎる。
ラストの飛行場での、ニキとハントの打ち上げシーンも痺れましたね。
”宿敵の存在を呪わず神の恵みだと思え”、”賢者は敵から多くを学ぶ”なんてカッコ良くて深い事を言っちゃうニキ・ラウダ。抱きたい、そしてブン殴りたい。ありがとう。
総じて男祭りとしては最高の仕上がりだと思います。
KinKi Kidsの吹き替えはなかったことにします。
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