「僕にとっては懐かしい。」ラッシュ プライドと友情 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
僕にとっては懐かしい。
その昔、どういう理由でだったかは定かではないが、F1にはまっていたことがある。アイルトン・セナの事故死と、レギュレーションが毎年のように変わるのに嫌気がさして、レースを観なくなった。
1976年はそれよりも前。ニキ・ラウダの名前は知っていたが、ジェームス・ハントは知らなかった。その2人が、F1のチャンピオンシップを激しく争っていた。
スポーツの世界を映画にするのは、しかも実話を映画にするのは、やはりリスクが高かった。ロン・ハワードをもってしても成功しているとは言いがたい。
人に迫るかバックステージを描くのに専念するか。
そのどちらでもない本作は、中途半端な印象は否めない。
もうすぐ本物のF1のシーズンが始まる。そっちを観たほうがよほど感動できる、かもしれない。
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