「なつかしい「ニキ・ラウダ」」ラッシュ プライドと友情 Michiさんの映画レビュー(感想・評価)
なつかしい「ニキ・ラウダ」
ニキ・ラウダ(オーストリア, 64)は、『走るコンピューター』と言われ、
1975年/1977年/1984年の3回、F1チャンピオンになっています。
あの有名な大事故は、1976年のドイツGPです。
(今回の映画の背景の年代です。)
後続の5人のドライバーが捨て身の救出をした事で有名です。
ラウダは、全身の70%の血液を入れ替え、数日間、意識不明でしたが、
なんと、事故後6週間でGPに復帰しました。
顔の右半分の火傷が痛々しかったのを覚えています。
確かな記憶ではありませんが、当時、ヨコハマタイヤのCMで、
事故シーンを放映したと思います。
ニキ・ラウダは、単なる走り屋ではなく、技術屋であり、営業マンであり、
和を大切にするチーム・リーダーでした。
また、ラウダ航空やニキ航空を設立した経営者でもありました。
私は、ニキ・ラウダが一番好きなF1ドライバーなので、
今回の映画化は大変楽しみでした。
ニキ・ラウダのファンの方にも、
ハントのファンの方にも、
F1好きな方にも、
車好きの方にも、
『格好いい映画』でした。
MK
[追伸]
ハント(英国)は、1993年に心臓発作により、45際の若さで亡くなりました。
瀕死の事故に遭遇したラウダは、現在も、F1の解説をする一方で、
メルセデスAMGの非常勤会長を務めています。
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