ワン チャンスのレビュー・感想・評価
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観てよかった。
ポールポッツを知っている人は日本ではあんまりいないかもしれない。でも一時期話題になったから知ってるかな?でもポールポッツを知らなくても十分楽しめる映画。
私自身あんまりオペラには興味ないけれども、ポールポッツは本物だっていうことは分かる。映画の中での声も素晴らしく綺麗だった。見た目や育った環境から学校ではいじめられる。彼もそのうちの1人だった。でも絶対にオペラを嫌いにはならなかったし、諦めかけても心のどこかではまだオペラが好きで諦められなかった。奥さんの影響も大きかったと思う。周りの人に助けられたから、ここまでこれた。正直、BGTでは彼を見た瞬間期待した人はあまりいなかったと思う。でもそこで今まで言われ続けてきたことに対して、リベンジというか証明ができたと思う。こういう話は好き。
ポールポッツを演じるのがジェームズコーデンですごく愛着がわいた。いつものジェームズとは違う姿が観れて嬉しい。
ジェームズ・コーデンがポール・ポッツそのもの
諦めない
幸せな気分になれる映画でした
実話を基にした映画ですから、当然ながら結末は分かってましたが、それでも感動できるよう持ってくるストーリー構成は、何気にお見事だったと思いました。
タイトルは「ワン チャンス」と軽い感じでしたが、そこに辿り着くまでの主人公ポール・ポッツ氏の人生が本当に挫折の連続で、チャンスを何度も逃してきた人生でしたから、ワンチャンスと言うよりは最後のチャンスを生かしたその人生模様に、思わず感動させられた話でしたね。
まるでドラマのような人生模様、これぞザ・サクセスストーリー、こんな奇跡が起こる可能性も稀にあるからこそ、人は夢を見るのでしょう。
勿論天性の才能、弛まぬ努力、妻の献身的な愛、そして周りの温かい支援が無ければ、おそらくは成し遂げられなかったはず、でも彼の人間性を見ていれば、奇跡に辿り着いたのも物凄く納得って感じでしたね。
それとこう言っては失礼ですが、ポールのように顔も体型もちょっとアレな感じでも、こう言ったチャンスを掴めた事実に、妙に勇気を貰える作品でした。
しかし演じたジェームズ・コーデンは、よくよく見ると本人とは体型以外それほど似てないのにそっくりに見えてくる辺り、まさしく嵌り役だったのでしょうね。
ポールの奥さんジュルズのぽっちゃり具合も愛嬌があって、ホントお似合いの2人でした。
その奥さんとの出会いから結婚、そしてポールを献身的に支えた愛の話も、この映画の魅力だったと言えましょうか。
ポールもジュルズもとてもピュアでいい人したから、見ている方も思わず感情移入して応援したくなると言うかね・・・。
ポールの家族や携帯販売店の上司も本当にいいキャラしてましたね
ぇ。
唯一当たりが終始キツかった父親の本当の想いにも最後は感動、まあ音楽映画としてはやや高揚感に欠ける、と言うかもっとオペラに感動できる演出が施されても良かった気はしましたが、サクセス&家族の愛の物語としては申し分なし、とても幸せな気分を味わえた作品でした。
人生はオペラより奇なり
鑑賞後とってもスッキリする映画
いいね!
ポールポッツ
最後にもう一曲・・・
生きる事は素晴らしいとポールの人生が教えてくれる最高のプレゼント
私はこう言う映画は出来不出来に関係なく、やはり大好きな作品だ。
特に自意識を高く評価する事が出来ず、中々自己を受け入れられない臆病者が、何とか努力して、人生を切り開いて行こうとする姿を観ると非常に励まされる。
そして、勿論彼の事も応援してみたくなるのが、人情と言うものだ。
「ブリティッシュ・ガット・タレント」と言うイギリスの人気番組は日本でも大人気になってこの映画の主人公ポール・ポッツが優勝してプロデビューした。その後は、スーザン・ボイドと言う、英国の田舎暮らしをしている普通の太っちょオバサンが、47歳にしてプロデビューするなど数々の話題と共に人気を誇る番組で、本当に凄く面白い番組だが、この映画は、結果的にはこのTV番組の宣伝映画のようでもあるけれど、ポールのサクセスストーリーにとっては外せない部分だからしょうがないだろう。
それにしても、「リトルダンサー」でもそうだけれど、多くの人と異なる趣味や興味を持ってそれに熱中している子供は、幼少時代からイジメにあったりして、不遇な人生のスタートが始まる。その事に因り、彼らの自己に対する評価は、そのトラウマの影響を強く受けて、自ら低くい自意識にはまり、このポッツのようにあまり冴えない人生の冬を長く過ごす事になるようだ。
しかし、恋人も何とか出来て、彼女の応援も有り、友人の励ましで、何とか夢を貫いていこうと試みる彼の人生には、多くの勇気を貰い、自己の人生の再出発を始めた人も多数いると思う。
これはポールの実話なのだが、どのエピソード迄が本当で、何処からがデフォルメされた脚色の物語なのか判別がつかない。だが、それでも人生を諦めかけても、また立ち上がり何度となくトライしていくポールは最高に輝いているよね!
この映画は、監督にデビット・フランケルを起用していると言うのも感動作に仕上がっている大きな要因だと思う。
フランケルと言えば最近では中年夫婦の倦怠期をコミカルに描いた「31年目の夫婦げんか」「モーリーおバカな犬」と言う犬大好き人間には堪らないチャーミングな家族映画や、あの恐い恐い「プラダを着た悪魔」を撮っている彼だからこそ、サクセス&ハートウォーミング作品を作らせたら最高でしっかりとツボを抑えた演出が光って、本当に快い作品になっている。
ところで、ポールが神様同然に崇めていたパバロッティの辛辣な言葉に因って彼は傷付き失意の底で、歌を諦め欠けるけれども、成功を収めたポールには、彼の厳しい言葉が有ったからこそ、逆にその後成功をする事も出来たのだと思う。人生に無駄な事はきっと無く、総ての景色を楽しむように自己の人生を生きていきたいものだ。英国の街曇り空とイタリアの景色の美しさも最高に観て楽しい映画だった!ポールの歌声が何時までも心に残る。
単純に美しいものがみたかったので
みんな誰もが輝ける!!
素晴らしい映画に出会う事ができました。
回想すると誰しも同級生にいたその存在だけで理不尽にもいじめられるいじめられっ子、大人になれば単なるニート。やることなすことがツイてない、いわゆる人生の『負け組』
そんな情けないまでの男が『ワン・チャンス』を得る。ユーモアもふんだんにあり登場人物全てに愛着を抱く実在のオペラ歌手ポール・ポッツの物語。
数々の美しい音色、中でも『誰も寝てはならぬ:nessun dorma』のクライマックスの歌声は全身に電気のような鳥肌が流れ、止まらない涙が流れた。音楽って素晴らしい、オペラに行ってみよう、そう思わせてくれる素晴らし過ぎる映画。いろんな愛を肌で感じる幸せな至極の映画です。
みんな誰もが輝ける!!
楽しい〜
歯が治ってよかった
オーデション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」いえば、スーザン・ボイルが記憶にあたらしい。世の中には、埋もれた才能があるものだ。
ポール・ポッツは子供の頃からいじめられっ子で、自分に自信がない。歌は好きで得意だが、人前で歌うことは緊張して苦手だ。
ポールの父親は息子が堅実に生きることを望む。母親はポールが自由に生きることに理解を示すが、ポールの本当の才能までは見抜けない。世の中には、こうしてどれだけの逸材が世に出る機会を失ってきたのだろう。
その点、ポールはラッキーだった。一緒に夢を見てくれる存在ができた。生まれて初めてのガールフレンド、ジュルズとのデートがたどたどしく微笑ましい。
それにしても、事故やら病気やら、こんなに挫折を味わったとは知らなかった。その度に不死鳥のごとく再起するのだから、神がポールの才能を見捨てなかったということだろう。(*私はキリスト教徒ではないが天分とか運は信じる)
オーデション番組に出るまで、あれだけの年月を要していたことに、ポール・ポッツの夢に懸けた気力が伝わってくる。
携帯電話ショップの店長ブラドンや、その恋人ハイドレインジャを上手く絡ませて、娯楽作品としてもじゅうぶん楽しめる。
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