「たしかに」私の男 Haishさんの映画レビュー(感想・評価)
たしかに
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原作は読んでいないので、純粋に映画を見ての感想。
まず印象ですが、私には選択肢のどれも当てはめられません。
(よくわからない基準なので「単純」にしました)
原作者も本作の監督も、「美しい愛」を見せたかったわけではないでしょうし、こんなもんでしょう。
血の絆を持つ者同士の情と、それとは別に蠢く性愛が、
実の親子(かどうなのかはっきりとはわからなかったけど)とはいえ男と女、の二つの視点から描かれていました。
これはやはり互いに分かり合えない部分もあるのだと、感じることができました。
映画としてはもうすこしカタルシスがあってもよかったか…。
既に引き合いに出されているようですが(スタッフ、キャスト以外あまり予備知識を入れずに見る方なので)、確かに「愛のコリーダ」を彷彿とさせます。
「俺の体はお前のもんだ」みたいな。
藤竜也さんでてるしね。
別に、似ている、共通する部分がある、といいたいのではなく、
こういうインモラルな愛を表現したかったんだな~と、ね。
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