「二階堂ふみちゃんが妖艶すぎる」私の男 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
二階堂ふみちゃんが妖艶すぎる
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二階堂ふみちゃんがあまりに妖艶で困惑する。衣擦れの音がエロかった。浅野忠信の荒んだ佇まいもセクシーでかっこよかった。
見る人に解釈を委ねる演出が多く、うっかりしているとよく分からなくなるので気が抜けなかった。
里子と関係する話だったら嫌だな~と思っていたのだが、実の親子という本格的な変態の話だったので、逆に安心した。でも実の子であっても、ふみちゃんみたいなのに迫られたら抗えるかどうか分からない。浅野忠信に親としての自覚がなさすぎるのが問題なのだが、恐ろしい話であった。
新潟の冬の海も相当なものだと思っていたのだが、この映画の北海道の海は、流氷もくるし、はるかにとんでもない地獄のような光景だった。あんな風に歩いて渡れるものなのか。藤達也の「たすけて~」という声のタイミングが遅くて面白かった。
浅野忠信のゴミ屋敷も凄まじかった。
全体的にとても暗かった。
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