「 これで終わりだなんて惜しい作品。」アメイジング・スパイダーマン2 えねころろろさんの映画レビュー(感想・評価)
これで終わりだなんて惜しい作品。
親愛なる隣人スパイダーマンことピーター・パーカーの毎日は大忙し。元カノのグウェンに死にかけの親友ハリー、そしてヤンデレ気味な電機技師のデュロイ・マックスに振り回されながらも彼はあなたの親愛なる隣人スパイダーマンとして人々に希望を与えます。
前作ではピーター・パーカーがスパイダーマンになるまでの過程を丁寧に描いたことで、本作では序盤から弱気を助け強気を挫くヒーローとして大活躍。本作ではウェブ・シューターから射出されるクモの糸を活用した戦闘アクションが前作に比べるととても多彩で、中でも本作のメインヴィランであるエレクトロとの戦闘は見る価値があります。
元カノのグウェンとの関係。親友ハリーの命を蝕む奇病。両親の死の真実。自分の時間を削りボロボロになっても人々を助ける、親愛なる隣人を演じながら、ピーター・パーカーは自分を取り巻く様々な問題に立ち向かいます。例えそれら全てが良い結果で終わることがないとしても。
アンドリュー・ガーフィールド演じるアメイジング・スパイダーマンシリーズは本作でラスト。少々物足りない気はしますが、本作は他のスパイダーマン映画と比べても負けないくらい面白い作品であると思います。
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