「反省のない展開と良すぎるラスト」アメイジング・スパイダーマン2 オレさんの映画レビュー(感想・評価)
反省のない展開と良すぎるラスト
晴れて高校を卒業したスパイダーマンことピーターパーカー。
新たな生活を前に亡きグウェンの父との約束を破ったことに罪悪感を感じ、最愛のグウェンと距離を取ることになってしまう。
時を同じくして現れた3人の人物。
スパイダーマンを亡き者にしようと企む、過去最大のスパイダーマンの戦いを描いたリブートシリーズ第2作目。
っていう広告詐欺ね笑。
スパイダーマン3の反省を活かさずに話も人間もヴィランも詰めに詰めた2時間半。
最終的に全てサシのバトルで描いてしまうオムニバス的な展開笑。
しかもアクションバトルシーンが意外と少ない。そこ少ないアクションは言うまでもなく最高だが、観終わって最初に思ったのがどうしてこんなに時間が経っているんだろうということ笑。両親の死の真相、ハリーとの友情、グウェンとの関係、エレクトロとの戦いなどなど編集という点ではなかなかのごちゃつきぶりである笑。
しかしこんだけ詰め込みすぎた割に突然やってくる衝撃の展開と王道すぎる良ラスト。
時計塔のシーンはすごく悲しくて切ないし、ラスト10分ないくらいでみせるピーターの挫折とスパイディとしての復活で胸が熱くなりすぎてヤバイ笑。
いろんな人が続編を観たかったと口々に嘆く理由がようやくわかった。これは観たいわ続編笑。
ラストに続編の布石を残したような演出もあったため、なおのこと残念。
アベンジャーズに合流するという特大特典がなければ圧倒的にこの続編が観たかったなと思う一方でMCUスパイディのネームバリューが強すぎてどっちも観たいジレンマに駆られる作品でした笑。