麦子さんとのレビュー・感想・評価
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親子のはなし
3パターンの親子の姿が
さりげなく見比べられる
母親の気持ちと、子どもの気持ちが
どちらも垣間見える作品
親離れって大切
究極に甘えれる存在って
やっぱり母親
甘え方も人それぞれで
観ていて和む
母親って強くて優しいし、
自己犠牲があって、
愛情深い
でも、みんな産まれたときから
お母さんじゃないから、間違えたり
弱気になることもある。
母親も人間で、子どもも人間
尊重しあうって、やっぱり大切
最後のシーンは、
お兄ちゃんも、麦子も
母親を認めて
親離れ出来たって事かな?
1回観るだけで充分な作品
親に優しく接しよう、と強く思わされた映画でした
いつもの吉田恵輔監督作ほどダメダメな人間が出てきた訳ではなかったですが、これはこれで意外性もあってむしろ良かったぐらいでしたね。
ほろ苦さを感じつつも温かみを感じれるハートウォーミングな作品に仕上がっていて、かなりツボに嵌ってしまいました。
吉田恵輔監督好きな方々からの評判は若干微妙なようですが、ユル系&泣ける系の映画が好きな方ならば、十分満喫できる内容だったと思いましたよ。
何気ないシーンが後々物凄く重要な意味を持ったりと、見せ方が本当に上手かったし、とにかく脚本が秀逸でしね。
二倍感動できるよう持ってくるこの演出は、お見事の一言でした。
特にエンドロール後のあの一幕なんか最高でした!
ある程度大なり小なり誰しもが経験するであろう親子間の苦悩・葛藤をテーマにした話だったのも、スンナリ入り込めた要因でしたね。
それから亡き母の育った田舎町を訪ねると言う、ロードムービー的な部分でも楽しめた映画でした。
娘と息子以外、誰にも知られることなくひっそりと死んだ母親が、その町では誰しもが知っているアイドル的存在だった、そしてその町で母の残像に触れることで、自分の中の気持ちも少しづつ変化していく、そんなストーリーがとても心に響きました。
夢破れた母、夢を追う娘、その構図からのあの結末は、確実に涙腺が崩壊しますね。
また母親役の余貴美子の演技が秀逸なんで、余計に泣けるんですよね。
ちょっとうざったい母親あるあるを醸しつつ、娘に会いたい、何か残したい、その辺の心情が彼女の演技によってグッと伝わってきました。
主役の堀北真希も良かったねぇ、声優志望でアニメ声を披露するシーンには脱力しましたが、素直になれない母への想い、もどかしさは見事に表現出来ていたと思いましたよ、それより何よりとにかく可愛かったなぁ・・・もう人妻かぁ。
頼りない兄役の松田龍平、母の友人ミチルを演じた麻生祐未、それから温水洋一もナイス助演!
名曲「赤いスイートピー」も涙腺崩壊を反則級に後押ししましたね。
何とも言えぬいい余韻、とても心地良い映画でした。
吉田監督作にしては期待外れ
吉田恵輔監督なので期待したが残念感の方が強い.堀北真希は黙って立ってたら可愛いんだけど表情も演技も単調なんだよなぁ…n十年後の余貴美子との落差が激しすぎて同一人物に見えない,,,性格も全然違うし
お母さんを大切に
3年前に父親が死んで以来2人暮らしだった兄妹のところへ、生き別れた母親が突然尋ねてくる。そんな母親と一緒に暮らす事になった妹の麦子。彼女には幼い頃に別れた母親の記憶がない。しかし、数日後(数週間後かもしれない?)、母親が死ぬ。母親に対して素直な気持ちになれないまま、死んでしまった母親の四十九日を迎え、納骨のために母の郷里に訪れる麦子。そこで、若き日の母のことを知る。
ストーリーとしては単純だし、まぁ現実の親子はそんなに簡単でもないわけだが、「母」を演じる3人の女優、余貴美子、麻生祐未、ふせえりが、それぞれいい感じで「母親のもろさ」を見せてくれて、それが見ている者を切ない気持ちにさせる。3人の女優の演技もだが、あからさまとも言える直線的な演出が効果的だ。3人のベテラン女優に囲まれた堀北真希は、彼女にとってとても恵まれた配役である。
鑑賞後、まだ生きている老いた自分の母親を大切にしなければって思わされる。
涙が止まらない映画
親子関係で、どこかギクシャクしている人が見たら、涙が止まらなくなる映画。
お母さんが出てきて亡くなるまでがあっという間なので、そこまでの展開は雑だし、もう少し気持ちの変化や状況を受け入れるまでを丁寧に書いて欲しかった。
ただ、素直になりたくてもなれない、どこか思ってないことを言ってしまう、という人が見たら、お母さんの気持ちも、麦子の気持ちも、共感するところが沢山あると思う。
ボロ泣きしてしまい、親にもう少し優しくしたいと思った今日この頃。
主人公の堀北さんと麻生祐未さん以外・・全員クズな映画!でも〜
でも、少し・・
少しホッコリした(^O^☆♪
(*母子家庭の俺的に、ラストうるっと来かけた、危なかった☆ミ)
都会から田舎へ!!!てのは定番中の定番で、どう転んでも悪い方には行かないのが是なんだけど・・
田舎の人てのは無垢な人が多いわな?(*それが良いか?悪いか?は話が別!)
そんな人達に囲まれて、母との想い出を振り返る麦子さんのロードムービー♪(´ε` )?
親は大事にしなきゃだねU^ェ^U
有村架純さんや北乃きいさんや吉高由里子さんや・・
堀北さん世代の女優さんはみなさん素敵だねぇ(=´∀`)人(´∀`=)
☆評価は・・
DVD100円基準で(*^^)v
DVD買う度 ◎
モ1回見たい度 ◆
おすすめ度 ****
デートで見る度 ◇◇
観た後の行きたいお店】
島?島の旅館や定食屋?
観た後の飲みたいお酒】
芋焼酎(≧∇≦)
観た後の食べたい一品】
焼き魚とかぼちゃごはん
この作品こそ、エンドロール後に何か有って良いだろ?と思ってたら・・(=´∀`)人(´∀`=)?
ずるい
堀北真希好きなら外せない作品。
特別大きな起伏のある内容ではないけど、俳優陣が素晴らしすぎて惹きこまれる。
赤いスイートピーと「麦子お為に使ってくれ」ってセリフはずるい。
今まで自分の母親からはそこまで深い愛情は受けていなかったと思っていたけど、改めて今までのこと一つ一つを見つめ直して、あの時もしかしたら上手く伝えられなかったのかな?って思えたし、まだ自分には向き合える時間はあるし大切にしようと思った。
何度も繰り返し見るような映画ではないかもしれないけど、素敵な作品でした。
麦子さんと彩子さん
アニメショップで働く声優志望の麦子。兄と暮らすある日、疎遠だった母が訪ねてくる。
突然兄は出て行き、渋々母と暮らす事に。人のプライバシーに土足で踏み込んでくるわ、目覚まし時計はうるさいわ、何かと気遣ってくるわで、うんざり。
でも、作ってくれたご飯が美味しい。
ある時、些細な事で怒りが爆発、「母親と思った事無いから」と冷たく言い放ってしまう。
その直後、実は末期癌だった母は急死。
納骨の為、麦子は母の故郷を尋ねる…。
ダメ人間を描かせたらピカイチの吉田恵輔監督が、実母への思いを込めた母と娘の物語。
まさか吉田恵輔監督が、こんなにもハートフルな作品を作るとは!
故郷の町でアイドル的人気だった母。
若き日の母に瓜二つの麦子の訪問に、町は大騒ぎ。
母は皆に愛されていた。歌手になるという夢があった。
自分の中で、母の存在が大きくなっていく。
いや、暮らしていた時から少しずつ“母親”を意識し始めてはいた。おそらく、あの朝ご飯の時から。もしかしたら、ずっと。
だけど、口を開けば突き放すような事ばかり。
どんなに冷たくされても、突き飛ばして頭打っても、優しく笑いかける母。
居なくなって初めて分かる。後悔する。
どうして、亡くなった時、兄のように涙を流せなかったんだろう?
どうして、素直になれなかったんだろう?
当たり前のその温もりと存在を。
堀北真希好きの自分にとって、この映画はまさに至福の一時。
90分強、ほぼ全編出ずっぱり。
もう、ただただ見ているだけでもいい。
アニメ声には萌えてまうやろーーー!!
…と、まあ、そんな変態目線はさておき、麦子と若き日の母の一人二役、母への複雑な気持ち、不機嫌だった表情が少しずつほぐれていく様などを実に魅力的に見事に演じていた。
彼女の代表作になる筈。
にしても、やっぱり可愛い〜〜〜。
いい加減な兄に松田龍平、母・彩子に余貴美子、さすがに巧い。余貴美子は序盤だけだが、母の切なさ、哀しさ、優しさを感じさせる。
温水洋一と麻生祐未も好演。特に麻生祐未は、これまた切なさと哀しさと優しさを感じさせるもう一人の母。
かく言う自分も、母へは不器用。
身に染み渡る有り難さ。
吉田恵輔監督らしく、コミカルに描きつつ、チクチク突っつく。
だからこそ余計に、この作品が愛おしい。
劇中アニメの「今ドキッ!同級生」って一体全体どんなアニメなの…??
感じる作品♡ほっこりあったかい♡
たまにはじっくり作品を見ながら心のなかで感じるのも悪くない。
母を題材にしているが・・・残された子供たちの微妙な心理がうあく描けていた。
兄も火葬場で泣いていた。許せなかった母なのに・・・やはり親の存在はかけがえないもの。
麦子は母の故郷を訪ねていくが・・まさか自分にそっくりだったなんて・・・生前の母を知るたびに心境の変化を感じる麦子に
感情移入していけると思う。
終盤、「赤いスイートピー」が流れ
麦子の表情も穏やかになってゆく。実にほっこりできた。
少しだけ・・・母のことすきになったのか?
そこは、見て自分たちで感じてほしい。
自分の親のこと、あまりわからないってこと確かにある。
亡くなってから気づくこともある
素直になれなかったこと・・・
親のことバカにしてたこと・・
いろんなことが劇中にもオマージュされていて見応えがあった。
観終わって心が洗われたような・・・
すがすがしい気分になりました。
あったかい作品です。
湯たんぽのような良作
稚拙な私の語彙から本作を一言で表しますと、「湯たんぽ」、「良作」といった表現になります。
まず、「湯たんぽ」。湯たんぽというのはストーブやヒーターのように部屋自体を暖めてはくれませぬが、蒲団の中に入れると何とも優しい、まるで母胎のような温もりを与えてくれるものです。本作はそんな温もりのある映画となっていました。
「良作」というのはそのままの意味ですが、私は本作に'あえて良作であろうとする'意志のようなものを感じました。あえて衝撃的な展開を用意せず、感動を助長するサントラを投入せず、まさにそこにある親子というものだけを繊細に描いています。
俳優の方々の演技は自然体でした。
「実は私たち、家族なんです」と言われても「やっぱりね」と思えてしまうほどの自然な親子がそこにありました。
皆さんすばらしい演技でしたが、あえてMVP を選ぶとすれば、やはり主演の堀北真希さんでしょう。彼女をいままで「アイドル女優」だと思っていた筆者ですが、違いました。彼女はまさに女優です。紛れもなく女優でした。
家に帰って堀北真希さんの出演した映画『三丁目の夕日』.『続.三丁目の夕日』.『三丁目の夕日64』.『白夜行』の四作をTSUTAYAでレンタルして見ました。三丁目の夕日のころから彼女はアイドル女優なんかではなかったのだとわかりました。彼女はいい女優です。
他人事じゃない
親を亡くした事と、子供に長い間会ってない事と、両方の立場に共感してしまう。長い間親に無視されている子供の立場だけは、自分ではないのだが、それも他人事ではなく、子供に連絡をしてもいいのかなと思わせてくれる素晴らしい映画だった。
常々自分の信条として「起こってしまった事は仕方がない」「人にはそれぞれ事情がある」と思っているのだが、それだけに後戻りできない決定的な事はなるべく控えようと思っている。堀北真希ちゃんが、子供の立場で麻生祐未に八つ当たりする場面は心が痛かった。
堀北真希ちゃんの髪を下した時の顔がやばいくらいかわいかった。でもかわいすぎて、ヲタクの気持ち悪さがあんまり出ていなかった。ヲタクのうざくて気持ち悪い感じは、中川翔子ちゃんがよかったのではないかと思った。堀北真希ちゃんと余貴美子は似ても似つかない。健康を害したり、つらい思いをするとあんな顔になってしまうのか、壮絶な人生を物語っていたのだろうか。
邦画の今後の、一筋の光明
大変!変態監督が軽く「馬車馬」跳び越えて来た!
全員がちょっとずつウザい、ちょっとずつ壊れた登場人物たちによる、家族と親子の関係を作り直す小旅行…
途中いきなりブッこまれる、アニメやら昭和映像やらも見事な演出の妙。
個人的に好みでは無い主演女優を、再評価させてくれた手話の妙。
「あまちゃん」を超えた「赤いスイートピー」に要注意です。
「銀の匙」にも俄然期待!
親の声が聴きたくなります
家族の映画ですね。日本の映画はこれでなくては‼︎
最後は想像していた以上に涙が出てしまいました。
最近はいろいろ現実離れした映画が多いですが、久しぶりに心が暖かくなりちょっぴり切なくなるいい映画を観た気がします。
ブルーレイが出たら買いたいと思います。
オススメです。
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