「アメリカ賞賛は余計でした。」ファントム 開戦前夜 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ賞賛は余計でした。
軍部の強硬派に乗っ取られたソ連潜水艦を、ロシア側から描く物語。
実際にあった旧式ソ連潜水艦の沈没事故からインスパイアされた映画のようです。
潜水艦映画は、その緊迫感に外れがないとも言われますが、この映画は外れに感じます。
一番納得感がないのが、ソ連潜水艦側で語られる「アメリカ賛美」のシーン。ハリウッド映画とはいえ、流石にそのプロパガンダは興ざめします。
また、狭い潜水艦内部のみの展開は、緊迫感よりは安っぽさを感じてしまったのもマイナスに感じました。
決して面白くなかったわけではないですが、評価は厳しめです。
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