「日曜朝の戦隊モノより↓」HK 変態仮面 三遊亭大ピンチさんの映画レビュー(感想・評価)
日曜朝の戦隊モノより↓
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「HK 変態仮面」見ました。
原作は知らないので、もちろん未見。
面白い場面と、クソみたいに出来の悪い場面
が半々ぐらいという印象です。声を出して笑ってしまった場面もあったので、採点は半々にしておきます。
まずこの映画はとてもくだらない。スパイダーマン丸パクリのオープニングクレジットを見ただけで、もうこれはくだらない映画だと分かる作り。真面目に見たらバカを見るよという潔いメッセージはかなり秀逸。たが、1番素晴らしい点はそこ。その後は尻すぼみ。
糞真面目な顔で糞気持ち悪い事を言う鈴木亮平はかなり笑えた。しかし福田雄一の身内ノリ的な佐藤二朗とムロツヨシがとにかくつまらない。福田雄一がゲラゲラ笑いながら現場を仕切る姿が目に浮かぶが、彼らの棒読み的な演出はいい加減見飽きた。個人的に爽やか仮面は好きです。
明らかに映画の規模が小さいので、アクションやCGのショボさはしょうがない。それをカバーしているのが、鈴木亮平の完璧な肉体。彼の努力はもっと取り上げられるべきだけど、これは夕方のニュースや王様のブランチで取り上げるにはハードすぎるので残念。
映画としては今まで見た中でも最低クラスのくだらなさだし、仕上がりも深夜のテレビドラマや戦隊モノレベル。劇中の変態発言は笑えたりしますが、義務教育を終えた人間にはオススメ出来ません。制作期間や製作費がかなりギリギリだったらしいので、マイケルベイに監督をしていただきたい。
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