劇場公開日 2013年4月13日

「日本が誇るバカ映画」HK 変態仮面 うろつたさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0日本が誇るバカ映画

2018年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

題名のとおり変態の物語。
自分のことをノーマルだと思っていた主人公が、ある事件をきっかけに女性もののパンティを頭にかぶったところ、SM嬢の母親のDNAが覚醒。変態仮面として生まれ変わり、数々の事件を解決し大活躍する。
自分自身が変態であること、はたまたそれほどの変態ではないことに苦悩しながらも、ヒロインのために戦い、ハッピーエンドを迎える。
ストーリーとしては後腐れなく、そこまで間延びすることなく気持ちよく見ることができる映画であった。

この映画で一番印象に残るのはキャストだろう。
股間を顔に近づけたり近づけられたり、こすり付けたり付けられたり、股間同士を擦り付けあったり、そんな恥ずかしいシーンが一度や二度ではない。
変態仮面を演じる鈴木亮平やニセ変態仮面を演じる安田顕に至ってはほぼ全裸、というよりも全裸より恥ずかしい恰好で演じている。
変態仮面の声は鈴木亮平本人の声なんだろうか。変身するとその声と鍛え上げた体と演技で変身前とは別人のようだ。
安田顕の貧相な体と怪演からは、安田顕のありのままの姿を見ているようで、本当に変態なんじゃないかと思うほど。(本当に変態なのかもしれない。)
しかしこの映画で本気の演技が見れるとは…
清水富美加もパンツを脱ぐし…
皆さんよくこんなバカ映画に出演してくれたものだ。敬意を表したい。

何も考えずにお気楽に見ることができるという意味では良い映画です。
続編が出るのもわかる。ただこれを映画館でお金出して見ようとは思わないかもしれない…

鈴木亮平のような美しい体になりたい…。

うろつた