探偵ヨンゴン 義手の銃を持つ男のレビュー・感想・評価
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何故?普通のハードボイルド映画にしなかったのか。残念な映画だ。 但...
何故?普通のハードボイルド映画にしなかったのか。残念な映画だ。
但し、アクションシーンはカットが多すぎて、紙芝居を見ているようだ。カットでシーンを繋ぐ安直さがいたたまれない。
スペースコブラか?
タイムマシンと言っても乗り物ではなく、手のひらサイズの正12面体をカチっと回すと3日前に戻るといった代物だ。発明したのも考古学者のキム博士であり、このタイムマシンを奪おうとする悪の組織によって殺されてから物語が始まる。
探偵事務所の社長のハ・モニカが探偵ヨングンをこき使っていて、借金を返せなければヨングンをクビにするといった状況。そこへキム博士の弟子であるソンヒョンが現れ、事務所を後にした彼女が拉致され殺される。名前も聞かなかったので、彼女の素性を探ろうと博物館を訪ねると、死んだはずのソンヒョンに出会うといった展開。
低予算作品だと理解できるし、タイムトラベルにも工夫が見られるけど、そこまでアクションにこだわらなくてもいいんじゃないかと感じた。義手の銃なんて要らなかったんじゃないかと思うほど、最後はタイムマシンに依存していた。殺し屋との対決は面白いし、ソンヒョンとは出会わなかったことになってしまう虚しさも伝わってくるけど、全体的には今一歩。ヤングガンとヨングンという名前の取り合わせは素敵。
若々しい粗削りなカメラワークが力強く、 作品に加速力をつけているエネルギッシュな作品
ストーリーとしては
駆け出しの探偵が「ある女性の依頼」を守るために
過去・現在・未来に渡って奔走し、血と汗と涙を流し、
一途に戦い抜く話。
主人公のホン・ヨングンがいい味出してます。
目を覆う様なセンセーショナルな戦いの場面が多く出て来るので
後半あたりから何となく結末の想像がついてしまうのが残念でしょうか。
まぁ「タイムトラベルもの」だとどうしても「こうなるのかな」的な。。
でも最後のワンシーンでちょっと「その先」を考えたり、
絶対寝ると思ってましたが面白くて最後まで見ちゃいました。
感想としては
正直、脚本の稚拙さや構成の難解さ、展開の強引さなど
未熟な点も多いように感じましたが
若々しい粗削りなカメラワークがとにかく力強く、
作品に加速力をつけていたように思います。
なにより「ホン・ヨングン 」が走るシーンが
本当に彼のひたむきさを表していて心掴まれました。
撮影が昨年夏とのことでしたが、さぞ大変だっただろうと思います。
魅力ある役者さんに感じました。
尚、本作品には割とショッキングなシーンも多いので
あんまり小さなお子さんと観ないほうが良いかも。
えっちな描写は殆どないんですが。。。
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