武士の献立のレビュー・感想・評価
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献立なのでレシピも解説あれば星5
CHARAの恋文が主題歌?
のようですが、最後に曲が流れてきて、
「なんて言ってるの?英語か?」となってしまった。
カミさんと一緒に観たが、カミさんの方が酷くて反応
して、「この映画には合わない」と怒ってた。
カミさんの反応としては珍しいことだ。
きっとこの映画が気に入っていたからだろう。
加賀騒動という事実を絡めて描く、料理人の話。実在の料理人のようで、料理の本も残している。
実際は家禄も低く、いわゆる下級武士だったようですが、殿さまも口にするものを作るのだから、
信用がないといけないだろう。映画では描かれていないが、当然毒味役も別にいたと思うが。
上戸彩が可愛らしくて、強くて良い。高良健吾も次男坊の気ままな生き方が急に曲げられ、屈折した想いを
持っている感じが良かった。
剣術に打ち込んでいたのなら、屋敷に何本か他に刀があるのではないかな。
それを持って走れば良いのに、と思ったが、禄高が低くてないのな?
料理人は、いろいろ役得があって、禄高以上に裕福だと本で読んだが、加賀藩では違うのか。
まあ、加賀騒動はともかくとして、舟木家の(フィクションの)話として面白い映画に仕上がっている
と私は思う。
カミさんと2度目の視聴。
午後ローの録画視聴
古狸が舞い降りた! 料理の味を引き立てる包丁侍のご縁!
上戸彩のベスト映画(かな)相手役は勝手に堺雅人と勘違いしてた(笑)...
上戸彩演じる春は一歩引いて夫を立て、一途に夫を想う女性。 現在で言...
違いのわかる女
食べるものの隠し味を当てられるって、あこがれるなー。私は鈍感なんで、おいしいとか、辛味、酸味くらいはわかっても、だしの味まではとても分析できない。その分析能力が特出した娘、春が加賀藩料理方の家に嫁ぐことに。その家では、後継ぎだった長男の急死のため、次男が家業を受け継ぐことになったが、料理にはまったく関心がない。勤めもいやいややっており、上達しない。夫となったその次男を、一人前の包丁侍に育てるのが、春に課されたミッションである。
出てくる料理がどれもおいしそう。おいしいものを食べると、みんな顔がほころぶ。そして、見せ場は饗応料理。次から次へと豪華なお膳が! いいなあ、こんなごちそうを食べられて。加賀(現石川県)には、うまいもんがたくさんある!
結婚当初は春に反発していた夫も、徐々に心が通うようになる。誤解から家を出た春を迎えに来るところは、こちらもホッとした。天涯孤独だった春に、安住の地ができた。良かった。
ストーリーには、包丁侍の成長と並行して、加賀騒動も描かれる。加賀騒動というのは全然知らなかったが、江戸時代の三大騒動のひとつらしく、当時は耳目を集めたものだったようだ。これをネタに、時代設定を変えたり、加賀の文字を当て字にして、歌舞伎や文楽が作られたくらい。加賀騒動を絡めたおかげで、物語が重層的になったと思う。
派手さはないが、しっかりダシをとった、味のある作品。
BS日テレ木曜特選時代劇を視聴。
加賀藩お抱えの包丁侍
思っていたのと、違ったな
一言「うーん、ちょっと一味足りない」
辛口で感想。
△いまいちな点△
・まず主人公は、料理上手な嫁。嫁の指南で、料理下手な夫が修行する。
え、そうなの?そっち?。
夫も戦う侍を選ぶのか、それとも家業の包丁侍を選ぶのかも。
話が両サイドに動くので、焦点がぼやける
・「献立」と言っても、昔の加賀料理。それも終盤に出てくるだけ。
また御膳に出てくる料理がどうも地味。時代的に仕方ないけど。
・夫婦の絆もラストまでほとんど出てこないので、どうも熱が入らない。
◎よかった点◎
・なにこの豪華な共演陣!。
包丁侍の主人(父)役の、西田敏行さん。やっぱりベテランがいると違うなあ。
また、母役の余貴美子さんとか、鹿賀丈史さん・・・まだまだいた。
このベテランの演技で、作品が成り立っている。
まあ2013年作品と随分前なので、夫役の高良さんはちょい若かったかな。
・包丁侍って今回で初めて知りました。
クライマックスシーン、加賀騒動後のお家建て直し。
近隣諸国をもてなす「料理」でその健在ぶりをアピール。ほほう。
ちょい役もたくさん。富山の薬売り役に、大好きな笹野高史さんってw。
この人誰だっけ?って思い出すのが楽しかったです。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「つまらん愚痴を聞かせた。
お前たちの料理のせいだな。こんな思いが強くなるのも」
包丁侍の誇り
かなり前の映画だったんですね。名前知ってたけど見てませんでした。
上戸彩、高良健吾、2人とも大好きな俳優で見た。時代劇ってあまり好きでなくて初めてみたかも。まあ役者が揃ってます。
締まり方が半端ない。余貴美子、西田敏行、柄本佑、夏川結衣、緒形直人。みんな良かった。
ストーリーが、史実とともに描かれていて重みがあったし、また深くも単純明快に描かれていて、わかり易くて良かった。
多くは語らないが、誰にでも分かりやすい感動できる話である。
料理人の思い、包丁侍の誇りを見せてもらった。日本料理の伝統のなかには、武士の料理人の歴史もあったんですね。まったく知らず。でも日本食も深いなあ。
まあ上戸彩が古狸なんて、そこだけ解せない言葉でしたけど。上戸彩の代表作になるんじゃないですか。魅力を充分に出しましたね。可愛かったなあ。春。
痛快から爽快へ
上戸彩のよさに尽きる、
まずは、上戸彩の役柄が、けなげでやさしくて女性らしくて癒された。
それに比べ、武士の身分としても料理人としても中途半端なその旦那さん(笑)、そんな立場や身分に合わないお嫁さんをもらっててエラそうに、そっけなくするのに、変にハラたった(笑)
料理を教えてもらうのに(勝てもしないのに)「俺が勝ったら離縁だ」などどぬかしおって。
「おまえ、何様だ」と。
男尊女卑はなはだしいこの時代ではあるけど、こんな品があって料理もうまくて、やさしいお嫁さんがいたら、もっと大事にすべきだろう。
自分のためにがんばったお嫁さんを斬ろうとするなんて言語道断、カン違いもはなはだしい。
武士うんぬんを語る資格もない「この男」にさらにハラたった、アホか、と。
だから出ていかれて追いかけるハメになる。
西田敏行もやさしくていいキャラ、でも、やはり、上戸彩の「いいお嫁さんぶり」に惹かれたこの映画(笑)
半沢の時の「花ちゃん」もそうだったけど、上戸彩のこういう役柄はすごくいい。
それにしても、ここのレビューにも多くの人が書いてるエンディングの曲は、この作品にまるで不釣り合い。
みんなが思うように、なんでこの映画にこの曲?、だ。
旦那様の成長が早過ぎませんか
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