「男目線と女目線でイメージが異なるかも」武士の献立 白魔道士さんの映画レビュー(感想・評価)
男目線と女目線でイメージが異なるかも
いいお話でした。
派手さはないけど、感動できるよいストーリーです。
剣術という夢を捨て、国のため家のために生きようとするさまは今の時代でも共感できるものだと思います。
ただ、夢ってのはなかなか捨てきれないもんなんですよね。
誰しもが心の中で折り合いをつけて気持ちを折り返す瞬間ってものがあるんだな、と自分に置き換えて考えてしまいました。
・・・というのは、たぶん夫目線での感想。
これを妻目線・主婦目線で見ていくと違う何かが見えてくるんだろうと思います。
残念ながら私は「夫」なので「何か」は見えませんでしたが。
男目線・女目線で感じ方が違うので、ある意味2度楽しめるかもしれませんね。
満足感はあるので是非観る事をお勧めします。
ただ、前述の「夫」目線からすると物語の一貫したテーマというものがイマイチ見えてこないんですよね。
必ずしも「一貫したテーマ」が必要というわけではないので、これはこれでいいんですが。
あと、エンドロールで流れるCHARAの曲は全く意味不明。
余韻に浸らせてもらえないので、エンドロールは観る必要なしです。
というかエンドロール観るなら耳塞いで観てください。
余談ですが、鹿賀丈史が料理テーマの映画に出ると嫌でも「料理の鉄人」を彷彿してしまうので、どうなんだろう。ネタかなぁ。
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