「上戸彩のよさに尽きる、」武士の献立 けいさんの映画レビュー(感想・評価)
上戸彩のよさに尽きる、
まずは、上戸彩の役柄が、けなげでやさしくて女性らしくて癒された。
それに比べ、武士の身分としても料理人としても中途半端なその旦那さん(笑)、そんな立場や身分に合わないお嫁さんをもらっててエラそうに、そっけなくするのに、変にハラたった(笑)
料理を教えてもらうのに(勝てもしないのに)「俺が勝ったら離縁だ」などどぬかしおって。
「おまえ、何様だ」と。
男尊女卑はなはだしいこの時代ではあるけど、こんな品があって料理もうまくて、やさしいお嫁さんがいたら、もっと大事にすべきだろう。
自分のためにがんばったお嫁さんを斬ろうとするなんて言語道断、カン違いもはなはだしい。
武士うんぬんを語る資格もない「この男」にさらにハラたった、アホか、と。
だから出ていかれて追いかけるハメになる。
西田敏行もやさしくていいキャラ、でも、やはり、上戸彩の「いいお嫁さんぶり」に惹かれたこの映画(笑)
半沢の時の「花ちゃん」もそうだったけど、上戸彩のこういう役柄はすごくいい。
それにしても、ここのレビューにも多くの人が書いてるエンディングの曲は、この作品にまるで不釣り合い。
みんなが思うように、なんでこの映画にこの曲?、だ。
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